青空文庫

「吉川英治」の作品

吉川英治

よしかわえいじ

生年:1892-08-11没年:1962-09-07
作品数:133

明治〜昭和

歴史小説大衆小説戦前戦後文化勲章国民文学作家横浜青梅宝塚市魅力的キャラクターシンプル文章

1892年、現在の神奈川県横浜市に生まれる。小学校中退後、工員などの様々な職を経験。1911年に川柳の世界に入り、当初は「雉子郎」の名で活動していた。1922年に東京毎夕新聞社へ入社し、次第に文才を認められる。1925年の雑誌『キング』での連載『剣難女向』を機に「吉川英治」のペンネームを使用し始めた。その後、『鳴門秘帖』などのヒット作を次々と発表し、大衆文学界の新鋭として注目を集める。1935年連…

神州天馬侠

しんしゅうてんまきょう

初出:「少年倶楽部」1925(大正14)年5月号~1928(昭和3)年12月号

1735
2021/11/08

d215fd647883さんの感想

世に言う天目山の戦いによって滅亡した戦国大名の雄、甲斐源氏武田氏。 敗戦の責任者たる亡き総領勝頼の伝説的遺児、武田伊那丸を巡る人々の織り成す物語。 史実には逆らえないから、いくら伊那丸が奮闘したところで、武田家は復興することなく物語は終わる。吉川の言う『少年小説』とは言えど、その壮大な夢が果たされることはない。さらに実質的な主人公は竹童(と蛾次郎)であり、伊那丸は物語のきっかけを作り、周りの人々の心を支える役割を担う存在(現に伊那丸が復興の志しを変えるところで物語は幕を下ろす)。つまり武田家の動きは背景であって主題ではない。歴史小説ではなく、あくまで少年小説なのである。 少年小説らしく(?)『敵』『味方』の図式がはっきりしているように見えて、実はそれぞれの陣営がそれぞれの正義(己れ)のために動いている。一時的に『敵』になる陣営にもどこか見どころのある人物がちらほらいて、彼らが最後に一つに纏まる大団円は見事で、先に書いたように『最初の目的(正義)』は果たされないにも関わらず読後感は爽やかである(この終わり方は同じく吉川描く某剣豪の作品でも見られる)。 終盤まで一見宙ぶらりんになっていた蛾次郎の行く末については、残念ながら途中で展開が読めてしまったが、少年ながら結構な『ワル』をしてしまった彼にさえ救いがあったことは、この物語の明るさの象徴のように感じた。 長い物語ですが、どなたにでもお薦めしたい作品です。

剣難女難

けんなんじょなん

初出:「キング」大日本雄辯會講談社、1925(大正14)年1月号~1926(大正15)年9月号

0
2016/11/12

494b310c694eさんの感想

守破離守って破って離れるかなと思った

増長天王

ぞうちょうてんのう

初出:「サンデー毎日 春季特別号」1927(昭和2)年4月1日

37
2016/10/24

dd97610e728bさんの感想

像は、あったのか。想像力がすばらしい。

江戸三国志

えどさんごくし

初出:「報知新聞」報知社、1927(昭和2)年10月~終号未詳

1577
2025/08/03

d1934cf73b34さんの感想

吉川さんの作品は大好きです。

醤油仏

しょうゆぼとけ

初出:「改造」1928(昭和3)年5月号

40

八寒道中

はっかんどうちゅう

初出:「講談倶楽部」1929(昭和4)年1月号

42

銀河まつり

ぎんがまつり

初出:「サンデー毎日 秋季増刊号」1930(昭和5)年11月10日

70

かんかん虫は唄う

かんかんむしはうたう

初出:「週刊朝日」1930(昭和5)年10月号~1931(昭和6)年2月号

246

梅颸の杖

ばいしのつえ

初出:「文藝春秋 オール読物号」1930(昭和5)年7月号

41

治郎吉格子

じろきちこうし

初出:「週刊朝日 秋季特別号」1931(昭和6)年10月1日

54

牢獄の花嫁

ろうごくのはなよめ

初出:「キング」大日本雄辯會講談社、1931(昭和6)年1月~12月

454
2025/11/12

b830e0648568さんの感想

*カラスウリ・

野槌の百

のづちのひゃく

初出:「週刊朝日 夏季特別号」1932(昭和7)年6月1日

69

無宿人国記

むしゅくじんこくき

初出:「中央公論 夏季増刊号」1932(昭和7)年

86
2025/01/12

cfc370d67cd2さんの感想

まさか こう終わるとは

田崎草雲とその子

たざきそううんとそのこ

初出:「文藝春秋 夏期増刊号」1932(昭和7)年

54
2021/05/13

19双之川喜41さんの感想

 小ネタ話が 面白すぎるので  筆が走りすぎるようにも  感じてしまうかもしれない。 仕掛けておいて  辻斬りを  逆に 辻斬りしてしまう 話は  特に面白いと感じた。

雲霧閻魔帳

くもきりえんまちょう

初出:「週刊朝日 新春特別号」1933(昭和8)年

92

下頭橋由来

げとうばしゆらい

初出:「オール読物 五月号」1933(昭和8)年

17
2024/03/15

ea91dbbcb34dさんの感想

子供の頃から下頭橋の由来は聞いていたが、まさか吉川英治のこの本の題材とは知らなかった。令和6年全然様子が変わっているが、愛おしくなった。

親鸞

しんらん

初出:「名古屋新聞」1934(昭和9)年9月28日~1935(昭和10)年8月9日、1936(昭和11)年1月19日~8月

1608
2023/03/09

5f7eafe4a469さんの感想

清々しい気持ちになりました。本当の幸せはここにある、ということを教えてもらった思いがいたします。日本人の良さの秘密は、このようなところにも原因があったのかと、しみじみ感じいりました。 「端的に言って、幸せ」の名台詞を残されたルリさんや、近隣の某国の皆様にもぜひ読んでいただきたい名作です 人にやさしくあろう そう私も心がけます そのような気持ちになる作品に御座いました

松のや露八

まつのやろはち

初出:「サンデー毎日」1934(昭和9)年6月3日~10月28日

360
2021/03/26

93acfa619850さんの感想

破滅的な露八に共感する部分もあれば、反発する部分もあり、読後感は複雑な心境です。 でも、最後まて飽きることなく興味深く読むことが出来ました。

べんがら炬燵

べんがらこたつ

初出:「週刊朝日 新春特別号」1934(昭和9)年

52

篝火の女

かがりびのおんな

初出:「キング」大日本雄辯會講談社、1935(昭和10)年8月

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