青空文庫

「新・平家物語」の感想

新・平家物語

しん・へいけものがたり

01 “はしがき”に代えて

01 “はしがき”にかえて

初出:「週刊朝日」1950(昭和25)年4月号

書き出し

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず。たゞ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には亡びぬ。偏に風の前の塵におなじ。遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱※、唐の禄山、これらはみな旧主先皇の政にもしたがはず、楽しみを極め諫めをも思ひ入れず、天下の乱れん事をさとらずして、民間のうれふる所を知らざりしかば、久しからずして亡じにし者共なり。

2024/02/05

矢部小路角三さんの感想

やっとこ吉川英治の新・平家物語が読めるぞい。ちゃんと全巻掲載しておくれやし

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