うえだびん
日本の評論家、詩人、翻訳家。文学博士。京都帝国大学文科大学教授。族籍は静岡県士族。「柳村(りゅうそん)」と号したため、上田柳村名義でも執筆活動を行った。
明治〜大正
上田敏(1874年10月30日-1916年7月9日)は、京都帝国大学文科大学の教授を務めた英文学者・詩人・翻訳家である。静岡県士族に生まれ、東京府京橋区築地で育った。西欧象徴主義の詩を日本に紹介し、1905年に刊行した訳詩集『海潮音』は、日本の近代詩壇を覚醒させる大きな影響を与えた。また、1920年には『牧羊神』を翻訳。彼は「柳村」と号して執筆活動も行い、パンの会結成に寄与したことで知られる。
代表作
忘れたるにあらねども
わすれたるにあらねども
初出:「文学界 四八」1896(明治29)年2月
艚埜臚羇1941さんの感想
昔から 人びとの 間では 柿の実は 木に 実った ままで 二つ 残せと 言われている らしい。一つは 旅人の 食のために 一つは カラスの ために である。遥か さかのぼること 柿の 里では 忘れていた わけではないけど 取りにくい ところに あるので 残りつづけている 柿が いつまでも めにつく ことは よくある。寓意にみちた 優れた詩と 感じた。
君のねがひ
きみのねがい
夕づつの清光を歌ひて
ゆうずつのせいこうをうたいて
「黒瞳」より
「くろめ」より
初出:「明星」1901(明治34)年1月
時間旅行者さんの感想
「エル・スール」の映画を観た後に読んだら なんだかしっくりきた
露西亜の言葉
ろしあのことば
初出:「明星 三ノ二」1902(明治35)年8月
あすは、明日は、
あすは、あすは、
81c61d830c5eさんの感想
漢字が難しくて、全然分からなかった
一僧
いっそう
その 僧は 己を 忘 ずる 術を すでに 見出だしぬ。われもまた いつも いつも に あらねど 『我』を 脱離する 法を 悟れり。ちょっと だけ 悟った との 告白が なんとも 好感が もてた。
びるぜん祈祷
びるぜんきとう
初出:「心の花 五ノ一」1902(明治35)年1月
ソネット
初出:「芸苑 五」1906(明治39)年5月
LEONARDO DA VINCI
初出:「明星 午歳・一」1906(明治39)年1月
ITALIA
春夜
しゅんや
初出:「明星 午歳・四」1906(明治39)年4月
よそ人のあざむが如く
よそひとのあざむがごとく
初出:「芸苑 二ノ三」1907(明治40)年3月
ありとあらゆるわが思
ありとあらゆるわがおもい
初出:「明星 未歳・一」1907(明治40)年1月
歌よ、ねがふは
うたよ、ねがうは
初出:「芸苑 二ノ一」1907(明治40)年1月
きその日は
きそのひは
初出:「家庭文芸 創刊号」1907(明治40)年1月
忌々しき「死」の大君は
ゆゆしき「し」のおおきみは
泣けよ恋人
なけよこいびと
あはれ今
あわれいま
7e47761a16c9さんの感想
横銜え
母
はは
初出:「スバル 創刊号」1909(明治42)年1月