はらたみき
かげろふ断章
かげろうだんしょう
初出:蟻「少年詩人 四号」1924(大正13)年11月
潮干狩
しおひがり
初出:「文芸汎論」1939(昭和14)年 9月号
追悼記
ついとうき
初出:「草茎」草茎社、1939(昭和14)年2月号
雲雀病院
ひばりびょういん
初出:「文芸汎論」1941(昭和16)年6月号
小さな庭
ちいさなにわ
初出:「三田文学」三田文学会、1946(昭和21)年6月号
ある時刻
あるじこく
初出:「三田文学」三田文学会、1946(昭和21)年10・11月合併号
忘れがたみ
わすれがたみ
初出:「三田文学」能楽社、1946(昭和21)年3月
14d020d8504bさんの感想
妻を思い出す時、最後の病に苦しむ姿ではなく快活だった時が思い出され それがさらに悲しくなる
夏の花
なつのはな
初出:「三田文学」1947(昭和22)年6月号
鍋焼きうどんさんの感想
原爆は史上最も惨たらしい大量虐殺兵器だ。全てのアメリカ人及び核爆弾を保有している国の国民は須らく本編を読むべきだ。
吾亦紅
われもこう
初出:「高原 第三輯」鳳文書林、1947(昭和22)年3月15日
9ab58ff14556さんの感想
美しい追悼歌。死と生の狭間の中で静かに朽ちていく。愛するゆえの悲しみが彩かな煌めきを一際放つ。全編詩情を湛えている。妖しい曼珠沙華のような暗い死の陰に怯えているが憧れてもいる。。遥かな場所に向かって落ちていくが、そこはもはや安住の地では無い。今生の中に必ずある喜びを美しい言葉で綴っている事が救い。
西南北東
せいなんほくとう
初出:「詩風土 第十九輯 十二月號」臼井書房、1947(昭和22)年12月1日
阿波のケンさん36さんの感想
戦後直ぐの光景が描かれている。亡き母の苦労話を思い出す。今ウクライナから脱出している人々の姿とも重なる。
雲の裂け目
くものさけめ
初出:「高原」鳳文書林、1947(昭和22)年12月20日
阿波のケンさんさんの感想
ガンを患っている父と看病する母、何時も居る様な居ないような夢想癖のある少年の思い出。
画集
がしゅう
初出:落日「高原」鳳文書林、1948(昭和23)年7月号
翳
かげ
初出:「明日」公友社、1948(昭和23)年11月
曲者
くせもの
初出:「進路」進路社、1948(昭和23)年2月号
昔の店
むかしのみせ
初出:「若草」宝文館、1948(昭和23)年6月
海の小品
うみのしょうひん
初出:「野性」1950(昭和25)年9月
3c64d44d4186さんの感想
情景が美しいなぁ。。。うん。
原爆体験以後
げんばくたいけんいご
初出:「夕刊中国」夕刊中国社、1950(昭和25)年4月20日
decc031a3fabさんの感想
見て、体験したに勝るものは無い。75年経っているが原爆投下の跡は、実は広島の街から消えては無い。 ただここで起こったあまりの事が、核兵器使用への抑止と現在まで働いているとも言える。今のところ3度目の原爆投下が無いことが、人類がこの文章に応えている証だ…とはとても胸張っては言えないな。
檀一雄「リツ子・その死」
だんかずおリツこそのし
――創芸社刊――
初出:「人間」目黒書店、1950(昭和25)年6月号
広島の牧歌
ひろしまのぼっか
初出:「中国新聞」中国新聞社、1950(昭和25)年12月7日
より美しく―より和やかに
よりうつくしくよりなごやかに
初出:「中國新聞」中國新聞社、1950(昭和25)年4月21日