うみのしょうひん
初出:「野性」1950(昭和25)年9月
書き出し
蹠あたたかい渚に、蹠に触れてゴムのやうな感じのする砂地がある。踏んでゐるとまことに奇妙で、何だか海の蹠のやうだ。宿かりじつと砂地を視てゐると、そこにもこゝにも水のあるところ、生きものはゐるのだつた。立ちどまつて、友は、匐つてゐる小さな宿かりを足の指でいぢりながら、「見給へ、みんな荷物を背負はされてるぢやないか」と珍しげに呟く。その友にしたところで、昨夕、大きなリツクを背負ひながら私のところへ立寄つ…
3c64d44d4186さんの感想
情景が美しいなぁ。。。うん。
阿波のケンさん36さんの感想
波打ち際での海との触れ合いを扱った作品。その感触が蘇ってくる。