かさいぜんぞう
哀しき父
かなしきちち
初出:「奇蹟」1912(大正元)年8月
贋物
にせもの
初出:「早稲田文学」1917(大正6)年2月
雪をんな
ゆきおんな
初出:「處女文壇 第一卷三號」1917(大正6)年7月1日
子をつれて
こをつれて
初出:「早稻田文學」1917(大正6)年8月
初出:「早稲田文学」1918(大正7)年3月
鍋焼きうどんさんの感想
救いが無いですね。 昔は貧乏譚を読んで自分の立ち位置に安堵したものだが、今は哀れにしか思えない。甲斐性のない親を持った子供が可哀そう。 どんなに疲れていても酒だけは飲めるんだな、これが。
遁走
とんそう
初出:「新小説」1918(大正7)年9月
浮浪
ふろう
初出:「国本」1921(大正10)年5月号
椎の若葉
しいのわかば
初出:「改造 第五巻第七号」1924(大正13)年7月
蠢く者
うごめくもの
初出:「中央公論」1924(大正13)年4月
雪をんな(二)
ゆきおんな(に)
初出:「新潮 第四十二卷第六號」1925(大正14)年6月1日
初出:不明
阿波のケンさんさんの感想
彼は自分の事を父と呼んでいる。父は貧しい詩人で結核を病んでいる。妻を亡くし子供を遠くの母に預けている。家財を売って子供に靴を贈る。病気は益々悪くなる。どうにも出来ない境遇を描いている。
おせい
血を吐く
ちをはく
奇病患者
きびょうかんじゃ
湖畔手記
こはんしゅき
湖畔とは中禅寺湖畔だろうか?そこで小説を書けない自分、妻がありながら遊郭の女と恋仲になり行き詰まったS、若い妻を残して結核で死ぬK、そして自分も妻がありながらそれ程愛してもいない女との板挟みに苦しむ話が展開していく。湖畔の出来事、宿屋の若い6人の女中が気晴らしになっている。
不良児
ふりょうじ
死児を産む
しじをうむ
父の出郷
ちちのしゅっきょう
父の葬式
ちちのそうしき