青空文庫

「子をつれて」の感想

子をつれて

こをつれて

初出:「早稲田文学」1918(大正7)年3月

葛西善蔵44

書き出し

一掃除をしたり、お菜を煮たり、糠味噌を出したりして、子供等に晩飯を済まさせ、彼はようやく西日の引いた縁側近くへお膳を据えて、淋しい気持で晩酌の盃を嘗めていた。すると御免とも云わずに表の格子戸をそうっと開けて、例の立退き請求の三百が、玄関の開いてた障子の間から、ぬうっと顔を突出した。「まあお入りなさい」彼は少し酒の気の廻っていた処なので、坐ったなり元気好く声をかけた。「否もうこゝで結構です。一寸そこ

2022/04/19

鍋焼きうどんさんの感想

救いが無いですね。 昔は貧乏譚を読んで自分の立ち位置に安堵したものだが、今は哀れにしか思えない。甲斐性のない親を持った子供が可哀そう。 どんなに疲れていても酒だけは飲めるんだな、これが。

2020/09/30

64e2787aa8a8さんの感想

この作品が評判になったというのも凄い。酒をよく飲んでいる印象。

2019/11/10

aokikenichiさんの感想

ダメ人間だな 昔の読後感はもう少しよかった気がするが子供が出来てから読むとただのダメ人間だな

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