青空文庫

「大阪圭吉」の作品

大阪圭吉

おおさかけいきち

生年:1912-03-20没年:1945-07-02

1932年に『日の出』の創刊号懸賞小説に応募した「人喰い風呂」が佳作入選。甲賀三郎の推薦を受けて、「デパートの絞刑吏」を『新青年』の同年10月号に発表し作家デビューを果たす。

via: ウィキペディア

明治〜昭和

探偵小説昭和文学日本文学報国会江戸川乱歩甲賀三郎

大阪圭吉(本名鈴木福太郎、1912年3月20日-1945年7月20日)は愛知県新城市出身の探偵小説作家。1932年に『新青年』でデビューし、以後『新青年』『ぷろふいる』などで短編を発表。1936年に初の単行本『死の快走船』を刊行。1942年に上京して日本文学報国会に勤務し、翌年応召。満州からフィリピンへ転戦中、1945年7月20日ルソン島で病死。江戸川乱歩や甲賀三郎らから高く評価され、戦地で命を落…

代表作

死の快走船

しのかいそうせん

初出:「新青年」博文館、1933(昭和8)年7月号

78
2018/07/04

ハルチロさんの感想

テレビの2時間サスペンス・ドラマの台本を読むがごとき感覚で読了出来る推理小説です。題名からも察せられる通り、海が舞台となります。小型帆船に見識のある方、英国の海洋サスペンス小説に興味のある方などは、より楽しめる作品かと思います。

気狂い機関車

きちがいきかんしゃ

初出:「新青年」博文館、1934(昭和9)年1月号

41
2025/01/10

8ce1e1ed689eさんの感想

これは挿し絵で説明しないとちょっとわかりにくいですよね

とむらい機関車

とむらいきかんしゃ

初出:「ぷろふいる」ぷろふいる社、1934(昭和9)年9月号

52
2022/01/06

dbd09560a023さんの感想

著者の傑作ではないかと思っています。この人の変わったストーリーと惹き込まれる文、今の時代に映画にしても面白いかもしれません。若くして亡くなられたことが本当に惜しい 作家です。

花束の虫

はなたばのむし

初出:「ぷろふいる」ぷろふいる社、1934(昭和9)年4月号

47
2019/11/04

19双之川喜41さんの感想

 ややこしいダンスのステップや 携帯用の 手回し蓄音機なども 謎解きの 手がかりとして 出てくるのが  非常に珍しいと感じた。 推理好きな人が読んでも  失望はしないと思う。

石塀幽霊

いしべいゆうれい

初出:「新青年」1935(昭和10)年7月号

34

闖入者

ちんにゅうしゃ

初出:「ぷろふいる」ぷろふいる社、1936(昭和11)年1月号

32
2020/11/08

19双之川喜41さんの感想

 この謎解きものの  特徴は  詩情あふれるところにある。 富士山が  場所▫ 時刻によって どのように望み見ることができるか というのが  重大な 鍵となる からで  たぶん  期せずして  かなり 上出来な部類に 属するのではなかろうかと感じた。

三狂人

さんきょうじん

初出:「新青年」博文館、1936(昭和11)年7月号

35
2022/01/18

阿波のケンさん36さんの感想

3人の狂人と脳病院、閉鎖された空間で起こる殺人事件。最後のどんでん返しがgood!

白妖

はくよう

初出:「新青年」博文館、1936(昭和11)年8月号

36
2022/04/05

19双之川喜41さんの感想

 昭和初期の  出来たばかりの熱海の 有料道路で起きた ひき逃げ事件が 発端となって話は進んで行く。 当たり前のことながら 昭和レトロの雰囲気に満ちており  謎解きの仕掛けも 何重にも めぐらしてあるので  相当注意深く読んでも  ネタバレに たどり着かない人の方が多いかもしれないと思った。

あやつり裁判

あやつりさいばん

初出:「新青年」博文館、1936(昭和11)年9月号

37
2019/10/26

19双之川喜41さんの感想

 実際の法廷では  書面が 差し出されて  それで終わりということが多く  小説やテレビに出てくるような  緊迫感溢れるやり取りに 遭遇することは  絶無ではないが 皆無に近いときく。 読み始めは  病的な 証人マニアの話かと 思ったけど  巧妙な 筋立てにまんまと引っかかり  細部の 不自然さを除いては よくできた 謎解きものであることがわかった。

銀座幽霊

ぎんざゆうれい

初出:「新青年」博文館、1936(昭和11)年10月号

35
2018/07/02

ハルチロさんの感想

色彩の三原色を用いたトリックは、原色のネオン瞬く銀座に合っていて面白いです。また、「女給」、「カフェ」などの言葉からも、本作品が書かれた時代背景が窺えるのも楽しいです。

動かぬ鯨群

うごかぬげいぐん

初出:「新青年」博文館、1936(昭和11)年10月号

38
2016/11/13

ca4b4bc0a1c8さんの感想

船の沈没偽装は分かりやすい。ミステリと言うよりもサスペンスというか冒険に近いのかな。子供がいる船員をそう言う陰謀に引っ張り混んでる時点で発覚のおそれはあるし、殺しても死体は回収したいと…。犯人側にだいぶ爪の甘さがある作品。

寒の夜晴れ

かんのよばれ

初出:「新青年」1936(昭和11)年12月号

35
2019/11/06

19双之川喜41さんの感想

 雪は  足跡を消し去る  消しゴムみたいな 物で 詩味が溢れる 雪の描写が続き  筋立ては  凝りに凝っている けど 一部を除いては 良くできた  謎解き物と思う。

坑鬼

こうき

初出:「改造」1937(昭和12)年5月号

75
2022/01/09

dbd09560a023さんの感想

この人は若くして亡くなっているが、よくこの若さでこれだけの緻密な表現やストーリーを考えたものだなぁと他の作品も読む度に思います。本当に 早世が惜しい作家ですね。

三の字旅行会

さんのじりょこうかい

初出:「新青年」1939(昭和14)年1月号

25
2022/01/22

阿波のケンさん36さんの感想

汽車を使った物品のキセルで送料を浮かせるお話。

香水紳士

こうすいしんし

初出:「少女の友」實業之日本社、1940(昭和15)年5月号

21
2025/04/06

8eb05d040692さんの感想

香水紳士、なるほどね

灯台鬼

とうだいき

初出:不明

36
2022/01/19

阿波のケンさん36さんの感想

犯行までの経緯が短く唐突過ぎる感がある。話は面白いのだが。

幽霊妻

ゆうれいづま

初出:不明

27
2022/01/22

阿波のケンさん36さんの感想

話は面白いのだが何か現実感に欠ける感じがする。

デパートの絞刑吏

デパートのこうけいり

初出:不明

30
2018/07/02

ハルチロさんの感想

絶妙な題名であると思う。捜査過程で、指紋鑑定が事件解明の鍵を握っている点が、現代的であり、80年以上前に書かれた作品とは思えないほど、すんなり読了できる。作中に、デパートの屋上に虎が飼われている旨の記述がある。今でこそ考えられないが、昭和30年代頃までは、デパートの屋上に小動物園みたいな展示があったことを覚えている。懐かしい。

カンカン虫殺人事件

カンカンむしさつじんじけん

初出:不明

31
2020/12/09

19双之川喜41さんの感想

 題名の意味は 造船所で 働く塗装工が  船底の付着物を 叩き落とす 音からきているらしい。 この謎解きの 特長は、 犯罪現場が広大な 造船所内で あることと  思われる。 辟易するのは 死体検案の描写が  少し 生々しすぎることであると感じた。

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