さんのじりょこうかい
初出:「新青年」1939(昭和14)年1月号
書き出し
一赤帽の伝さんは、もうしばらく前から、その奇妙な婦人の旅客達のことに、気づきはじめていた。伝さんは、東京駅の赤帽であった。東海道線のプラット・ホームを職場にして、毎日、汽車に乗ったり降りたりするお客を相手に、商売をつづけている伝さんのことであるから、いずれはそのことに気がついたとしても不思議はないのであるが、しかし、気がついてはいても伝さんは、まだそのことについて余り深く考えたことはなかった。なん…
爬虫館事件
失楽園殺人事件
半七捕物帳
阿波のケンさん36さんの感想
汽車を使った物品のキセルで送料を浮かせるお話。
f152cd8a3cdfさんの感想
タネを明かされれば、どうということのない悪知恵だが、怖ろしい陰謀でもあるのかと思ってドキドキさせられた