こうすいしんし
初出:「少女の友」實業之日本社、1940(昭和15)年5月号
書き出し
一品川の駅で、すぐ前の席へ、その無遠慮なお客さんが乗り込んで来ると、クルミさんは、すっかり元気をなくしてしまった。「今日は、日本晴れですから、国府津の叔母さんのお家からは、富士さんがとてもよく見られますよ」お母さんからそう聞かされて、喜び勇んでお家を出たときの元気はどこへやら、座席の片隅へ小さくなったまま、すっかり悄げかえって、窓越しに、うしろへ飛び去って行く郊外近い街の屋根々々を、ションボリ見詰…
声
恋
砂がき
8eb05d040692さんの感想
香水紳士、なるほどね
阿波のケンさん36さんの感想
16歳の少女が銀行強盗を捕まえた話。おしゃまな少女が機転を効かせて…。