青空文庫

「菊池寛」の作品

菊池寛

きくちかん

生年:1888-12-26没年:1948-03-06
作品数:100

大正〜昭和 / 新思潮派

文藝春秋社新思潮派戯曲家小説家ジャーナリスト賞制度創設者

菊池寛(1888年12月26日-1948年3月6日)は、日本の小説家・劇作家・ジャーナリストであり、文藝春秋社を創設し『文藝春秋』誌を発行した実業家でもある。京都大学英文学科卒業後、『新思潮』に参加し、戯曲『屋上の狂人』『父帰る』などを発表。1920年の小説『真珠夫人』で大衆的成功を収め、以降は通俗小説を多く執筆した。また、芥川賞・直木賞・菊池寛賞の創設に関わり、日本文学界への貢献が高く評価される…

TZSCHALLAPPOKO

TZSCHALLAPPOKO

初出:「新思潮」1914(大正3)年4月

2

芥川の印象

あくたがわのいんしょう

初出:「新潮」1917(大正6)年10月

3
2022/10/29

鍋焼きうどんさんの感想

生身の芥川龍之介に会ったわけではないが、作品や写真の風貌を見る限りにおいて僕も菊池寛と同意見です。

海の中にて

うみのなかにて

初出:「大觀」1918(大正7)年7月号

23
2019/11/09

19双之川喜41さんの感想

 学校の宿直室に 若い芸者を引っ張り込んだのを  校長の奥さんに 目撃され  田舎のことでもあるので  騒ぎとなり  二人は 東京に逃避行を 決め込むけど  閉塞状況を 突破することができずに 入水自殺に いたる。 生き残った男に  妙な 安堵感が湧いてくるなど 気持ちの動きが 巧みに描かれている。

学生時代の久米正雄

がくせいじだいのくめまさお

初出:「新潮」1918(大正7)年9月

6
2023/03/07

19双之川喜41さんの感想

 菊池寛と 久米正雄は 大学の 寮が 一緒だったので 記念祭の 余興に出ると 慰労金二円が 貰えるので 久米の脚本で 小遣い稼ぎを 狙ったけと 久米の脚本なるものは 不発に 終わった。仕方なく 狂言(鎌腹)を 演じたが 上手く いかなかった。とっさに 狂言を 真似事としても やってみせるのは 凄いと 感じた。

死者を嗤う

ししゃをわらう

初出:「中央文學」1918(大正7)年6月号

13
2022/10/30

鍋焼きうどんさんの感想

芥川にも志賀にも、偶々出食わした小事件から来る不安を材に取った掌編があったと思う。自分の後ろめたさを感じていて、何となく雰囲気が似ている。

ある抗議書

あるこうぎしょ

初出:「中央公論」中央公論社、1919(大正8)年4月号

45
2021/11/13

decc031a3fabさんの感想

人間の手で人間を裁いて、社会を成り立たせているのが司法だ。そこで本当にその罪に相応しい刑罰を科さないと、何処かで誰かが理不尽な対価を払わせられることになるのだろうな。 死刑囚に対する扱いが、被害者家族の感情を考慮していないという訴えだけど、実際は執行の時に抵抗されないようにという程度で信仰を用いている感じもする。そしてそれを材料に死刑廃止とかの論議を行うのは、ただの雑談のレベルなのかもな。

納豆合戦

なっとうかっせん

初出:「赤い鳥」1919(大正8)年9月号

11
2022/10/30

鍋焼きうどんさんの感想

子供に向けた道徳の話のようにも見えるけど、大人が犯す罪への警鐘とも受け取れる。弱者を騙して利を得る狡く悪どい大人たちはこの話を我が身に置き換えて心を入れ替えてほしいものだ。

ある恋の話

あるこいのはなし

初出:「婦人之友」1919(大正8)年8月

39
2022/11/30

鍋焼きうどんさんの感想

役者を嫌っていながら登場人物に恋をする心理が面白い。僕の場合は嫌いな役者が主役を張るドラマなど見たくもないですが。

藤十郎の恋

とうじゅうろうのこい

初出:「大阪毎日新聞」1919(大正8)年4月

39
2017/10/25

0fee227de081さんの感想

芸を極めるとはこの事なのかと感嘆した。人生のすべてを芸能に捧げる藤十郎の、恐ろしくも美しい姿が浮かびあがってくる。 日本は恥の文化だというが、両者がぶつかりなるべくしてなった悲劇がより藤十郎の凄味を引き立てている。 戯曲のままの「藤十郎の恋」も読んだが、より臨場感あふれる文章となっていて違った面白さがあった

三人兄弟

さんにんきょうだい

初出: 「赤い鳥」赤い鳥社、1919(大正8)年4月~6月

30
2023/06/19

08f111033d15さんの感想

似たもの三人兄弟、選んだ道で大きく変わる人生。怖くも楽しい物語でした

たちあな姫

たちあなひめ

初出:「太陽」1919(大正8)年4月号

27
2024/03/23

6d9568904a1dさんの感想

遠い国の凄惨なニュースを見たときの、あのやり場のない気持ちをありありと思い出す。同時に、主人公の善良な人柄に、人間も捨てたものでは無いと救われる思いがする。ですます調で書かれていることで、しんみりと胸に迫る。

我鬼

がき

初出:「新小説」1919(大正8)年3月号

14

真珠夫人

しんじゅふじん

初出:「大阪毎日新聞」、「東京日々新聞」1920(大正9年)6月9日~12月22日

823
2024/04/04

6d9568904a1dさんの感想

読み終わったあと、人というものを信じてみたくなる感動作。 「愛する人と引き離された女性の復讐」とだけあらすじを聞いていたが、そういった響きとは全く異なる印象。哀しくも愛すべき人間達の群像劇に思える。視点が切り替わってみるとどの登場人物もみな自分なりの正義があり、みな愚かな部分があり、けれど奥底に善を持ち、そして必死に生きている。

真珠夫人

しんじゅふじん

初出:「大阪毎日新聞」、「東京日々新聞」1920(大正9年)6月9日~12月22日

759
2021/08/03

fa1cb6c06eceさんの感想

美奈子さんがどこまでも優しくて清らかなのに不憫すぎて辛い。

神の如く弱し

かみのごとくよわし

初出:「中央公論」1920(大正9)年1月号

35
2023/01/04

鍋焼きうどんさんの感想

「神の如き弱さ」言い得て妙。相手が自分より高みにいることを悟り、敬意をもって見る。

祝盃

しゅくはい

初出:「電氣と文藝」1920(大正9)年9月号

7

マスク

マスク

初出:「改造」1920(大正9)年7月号

11
2025/08/01

艚埜臚羇1941さんの感想

  あの 泣く 子も 黙る かもしれない 世上 話題を ふりまきちらす 文春砲の 創始者 とも言える 菊地は 見た目は 豪放磊落 ところが 身体の 中身は 満足な 臓器は 一つもない いつ死んでも 不思議が ない 虚弱な 体質 であった。そこで 本人も 日頃から マスクを 愛用し 予防に つとめた。なので 他人の マスク着用の 様子が 気になって しかたがない。うじうじと 悩み事を 抱え 案外 小心な おじさんでは あったようだ。そのぶん 攻撃精神が 肥大か したのかな 聞いて 見ないと わからない。これ 得られなかった ものに 執着する 心理学で いうところの 補償作用と よぶべきか。コロナは 下火になり マスクも 下火に なった。虚弱 臓器は 改善されないので マスクは 続くよ 何時までも。

袈裟の良人

けさのりょうじん

初出:「婦女界 第二十七卷第一號」婦女界社、1923(大正12)年1月1日

28
2024/01/25

6ca899b6fd32さんの感想

古文あるある、出家すればなんでも許される

第二の接吻

だいにのせっぷん

初出:「東京朝日新聞」「大阪朝日新聞」朝日新聞社、1925(大正14)年7月30日~11月4日

312

よしなし事

よしなしごと

〔源内の手紙、原稿料のことなど〕

初出:「文藝春秋 第四年 第十號」文藝春秋社、1926(大正15)年10月1日

7
2025/08/02

艚埜臚羇1941さんの感想

  平賀源内 生き延び 説は 一部で 信じ られて いる らしい。また 稿料を 巡る 争いは 当時者が 誰で あるか はっきり しない ところが 余計 面白い。と 感じた。

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