青空文庫

「よしなし事」の感想

よしなし事

よしなしごと

〔源内の手紙、原稿料のことなど〕

〔げんないのてがみ、げんこうりょうのことなど〕

初出:「文藝春秋 第四年 第十號」文藝春秋社、1926(大正15)年10月1日

菊池7

書き出し

源内の手紙父の死に會して家に歸つた折、偶々家に平賀源内の手紙があるのを知つた。手紙は、次ぎの通である。二白私數年願置の秩父鐵山も成就仕追々生鐵鋼鐵共澤山出且刀劍にも爲作候處無類の上鋼鐵にて利劍を鍜出先日より田沼君へ差出置追て御樣させ被下筈に御座候且去秋初佐竹候よりお頼にて羽州秋田へ參候處國中産物勿論多くて經濟共被相頼凡一ヶ年二萬兩斗の國益御座候につき召座御褒美金百兩御自畫の雲龍など拜領仕り猶彼地に

2025/08/02

艚埜臚羇1941さんの感想

  平賀源内 生き延び 説は 一部で 信じ られて いる らしい。また 稿料を 巡る 争いは 当時者が 誰で あるか はっきり しない ところが 余計 面白い。と 感じた。

2022/10/29

鍋焼きうどんさんの感想

関係者が誰も残っていない過去の争いが今でも生々しく読める不思議。一枚の稿料の多寡よりも作品の質にこだわってほしかった。

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