青空文庫

「屋上の狂人」の感想

屋上の狂人

おくじょうのきょうじん

菊池20
下町風土奇人描写家族不和精神疾患不条理鬱屈

書き出し

人物狂人勝島義太郎二十四歳その弟末次郎十七歳の中学生その父義助その母およし隣の人藤作下男吉治二十歳巫女と称する女五十歳位時明治三十年代所瀬戸内海の讃岐に属する島舞台この小さき島にては、屈指の財産家なる勝島の家の裏庭。家の内部は結いめぐらした竹垣に遮ぎられて見えない。高い屋根ばかりが、初夏の濃緑な南国の空を画っている。左手に海が光って見える。この家の長男なる義太郎は、正面に見ゆる屋根の頂上に蹲踞して

2023/07/26

adcc46fad428さんの感想

カラッとしていて遠くまで見渡せるような

2022/11/24

鍋焼きうどんさんの感想

幸せは他人が与えるものではない。幸せは自分で決めるもの。だとすれば義太郎はあれでいい。父母にとっては世間体が悪いけど。

2018/08/18

いちにいさんの感想

天才と狂人の間、という小説があったが、義太郎の木登りの技は天才的である。狐か猿が憑依しているかは知らぬが、義太郎が幸福そうであればそれはそれで良いこと、とする末次郎に歩がありそうだ。知らぬが仏ではないが、義太郎が正気に戻れば自分の人生を恨むに違いない、という推測は説得力がある。もっとも、狂人と天才は紙一重であれば、正気に戻った時点で読み書きは基より、学問も天才的に出来たりするかも知れない。少なくとも、巫女はインチキ臭い。

2017/10/22

芦屋のまーちゃんさんの感想

狂人は明治、大正くらいの小説には珍しくない。定番の登場人物だ!

2016/12/29

a070c96724b2さんの感想

父の言うこともわかるが弟の言うこともわかる。何をもって幸せとするかは本人しか知らないし、試してみることもできない。 主人公は一般的な幸せはどうしたって知れないという点では憐れだと思う。

2016/04/05

イリュージョン亭チェリスさんの感想

人の幸せとはなんなんでしょかね。

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