青空文庫

「花火」の感想

花火

はなび

初出:「文芸」1942(昭和17)年10月

太宰37
奇人描写家族不和父子関係回顧的鬱屈

書き出し

昭和のはじめ、東京の一家庭に起った異常な事件である。四谷区某町某番地に、鶴見仙之助というやや高名の洋画家がいた。その頃すでに五十歳を越えていた。東京の医者の子であったが、若い頃フランスに渡り、ルノアルという巨匠に師事して洋画を学び、帰朝して日本の画壇に於いて、かなりの地位を得る事が出来た。夫人は陸奥の産である。教育者の家に生れて、父が転任を命じられる度毎に、一家も共に移転して諸方を歩いた。その父が

2023/12/19

cbeb8d424306さんの感想

ブレーキの無い車と同じ。自爆するしかない。せめて人を巻き込まず一人だけの完結で終わったのがよかった。ときに甘えの度が過ぎれば悲しい末路への教訓。周りの愛情も歯が立たない。克己心。

2023/04/11

鍋焼きうどんさんの感想

生活破綻者の末路はこんなもの。自分で改悟出来なければ更生は望むべくもない。言いなりになる節子も罪深い。

2020/06/22

D@梟さんの感想

チルチルぶん殴ってやりたい… だがしかし笑 物語は最後まで

2020/04/01

梶サンさんの感想

性格が無難な人って、駄目になりがちですね。振り回されてる。それこそ三人の悪友みたく性格がはっきりしてれば、まだ良かったかも知れません。

2019/10/26

19双之川喜41さんの感想

 東京▫三鷹市(井の頭公園)のぬま「池」が 重要な舞台です。 主人公が消えて その妹も 読者も 何やらホッとしてしまいますよ。 無頼自慢を我慢すれば 見事と思うかもしれません。 消えて 嬉しい花火と感じた。

2019/01/16

cc64fa1d8df1さんの感想

話の結果よりもストーリーの、展開をすり替えた⁉ と、いうラストがより一層読み手を面白くさせる。 この手法に目眩ましされると、後味はどうでもよくなる。

2018/10/22

028ceaee42e5さんの感想

いい

2018/06/13

地球ガイア仮説さんの感想

今まで読んだ太宰の作品(勿論数は少ないわけだが)の中で、最も戦慄されられた文章だった。節子の言葉は想像出来たが、それでもやはりぞっとする。心臓を逆撫でされた気分。 にしても、「花火」…。ぱっと煌めいては直ぐに消える金銭の比喩か?一般的な解釈を知りたい。

2016/09/29

わたくしといふげんしょうさんの感想

最後の言葉、背筋がぞくぞくした。 どういう心境で言ったのだろう。 最初からやりたいことをやらせておけば話は変わったかもしれないのに、、

2015/10/17

0750efde67f9さんの感想

今の時代にもありそうなエピソード、太宰らしいというところでしょうか。でもタイトルの意味は・・・?

2015/10/13

e360b7efc711さんの感想

なぜ「花火」なのか? そういえば今年(2015)芥川賞の又吉の題名は「火花」だったな。

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