青空文庫

「太宰治」の作品

太宰治

だざいおさむ

生年:1909-06-19没年:1948-06-13
作品数:274

昭和

青森県津島家自殺未遂薬物中毒新戯作派無頼派走れメロス斜陽人間失格

太宰 治(本名:津島修治)は1909年6月19日生まれ、1948年6月13日に自殺で亡くなった日本の小説家。幼少期は青森県にて裕福な津島家に育ち、文学への興味を抱いた。大学時代から自殺未遂や薬物中毒など精神的苦闷が続きながらも、1930年代後半から本格的に執筆活動を開始し、『走れメロス』や『津軽』で注目を集める。戦前・戦後の混乱期においては、社会批判と自虐的な内省が特徴の作品群を発表し、特に『人間…

九月十月十一月

くがつじゅうがつじゅういちがつ

初出:「國民新聞 第16898号~第16900号」1938(昭和13)年10月9日~11日

9
2019/10/03

acad5faf2a41さんの感想

仕事と、それを怠ける様子がわかる

列車

れっしゃ

初出:「サンデー東奧」1933(昭和8)年2月

8
2026/02/15

艚埜臚羇1941さんの感想

  太宰は 無学な妻と共に 友人が 付き合っていた女が 帰郷する のを 見送りに 上野駅に出かける。機関車が 出発する時間までの 数分間 白けてしまって 間が持たないけど その後の 太宰の 作品の  すべてが 凝縮している ようにも 見立てる ことが できると 勝手に 愚考した。

列車

れっしゃ

初出:「サンデー東奧 二〇三号」1933(昭和8)年2月19日

8
2026/02/22

艚埜臚羇1941さんの感想

  太宰が 地方の週刊誌に 応募して 太宰治という筆名を 初めて 世に知らしめた 記念碑的な 作品として 研究者の 間では そこそこ 意味が あると されるので 本文庫に 二度も採録されたのかは おそらく 誰も 知りません。

魚服記

ぎょふくき

初出:「海豹」1933(昭和8)年3月号

14
2021/05/19

0036fe27d072さんの感想

炭焼き小屋の少女。少女から女となる戸惑い、心の変化が山の自然と共に描かれている。

思ひ出

おもいで

初出:一章「海豹 第一巻第二号」1933(昭和8)年4月1日

77
2016/08/13

芦屋のまーちゃんさんの感想

津軽という寂しい村に生まれても、家という社会が大きい。 兄弟が多い。兄達がいて姉達がいて弟もいる。下男も女中もいて、書生までいる。 「生まれてきてすみません。」と言った治であるが、決して孤独ではない。 もし、彼が貧乏な家に生まれ兄弟もなく一人子として育てられたら成功していただろうか? 少なくとも、道化を演じる舞台が整っている必要はあるだろう。 才能も必要だが小説の題材となる環境も必要なのです。 女中に恋できる環境?今でいうと? 家政婦、若い家政婦がいる家か? 母の愛がなくとも、愛する対象がいる家か! 後に心中を重ねた彼の複雑な心境が少しわかるような気もする。

魚服記に就て

ぎょふくきについて

初出:「海豹通信 第七便」1933(昭和8)年3月25日

1
2025/01/05

65c8aadc88adさんの感想

雙喜 魚服記は 我が国では 上田秋成が 夢應の鯉魚 として 翻訳しその あらすじは 三井寺の 興儀という 鯉の繪がうまい 僧が 死後に その 魂魄が 鯉となって 琵琶湖を 心行くまで 逍遥する というものである。当時 さらに 高みを 目指していた 太宰に とって 共鳴するところのある 作品に 感じた のであろう。08:08

断崖の錯覚

だんがいのさっかく

初出:「文化公論 第四巻第四号」1934(昭和9)年4月1日

32
2025/10/22

81ed64519fcfさんの感想

嗚呼、虚栄の何と虚しいことか 嗚呼、女の何と報われないことか きっと彼女は美しかった 物語は浅いのだけど心理描写が上手いのがやはり作家だなという感じがする。それにしても新鋭作家が来たというのに人々はいやに冷淡で無関心だな…

彼は昔の彼ならず

かれはむかしのかれならず

初出:「世紀」1934(昭和9)年10月

74

ロマネスク

ロマネスク

初出:「青い花」1934(昭和9)年11月

49
2026/03/26

さんの感想

努力の方向を間違えた男たちが残念な人生を辿る滑稽話。 それでもその生き様を否定しないラストが趣深くて面白い。

猿面冠者

さるめんかんじゃ

初出:「鷭 第二輯」1934(昭和9)年7月1日

38

猿面冠者

さるめんかんじゃ

初出:「鷭 第二輯」1934(昭和9)年7月

38

初出:「鷭」1934(昭和9)年4月

25
2019/11/03

19双之川喜41さんの感想

 「たった一行の真実を言いたいばかりに百頁(ページ)の雰囲気をこしらえている」と 太宰は兄から言われたようだ。 小説というものを いいえて妙であると感じた。

地球図

ちきゅうず

初出:「新潮 第三十二年第十二号」1935(昭和10)年12月1日

18
2025/10/22

81ed64519fcfさんの感想

この話に登場する宝永5年は西暦1708年だそうで、バテレン追放令が出た1500年代終わりからはかなりの年月が経ち、隠れキリシタンの処刑もまだ尾を引く頃が舞台のようです。ある1人のキリシタンは伝道のために日本に訪れ、そして捕まります。役人との問答の中で、当時の日本が知り得ない異国の風景や文化などを語りますが…?というもの。異教にはさほど興味がないもののやはり語られる見知らぬ物事は無視できないというのが鮮やかですね。もちろんこれは実際にそれを見た者の記述ではありませんが、そのようなリアルさをもって書かれています。著名な過去の作家による大河ドラマのようでワクワクしてしまいました。ありがとう太宰治

道化の華

どうけのはな

初出:「日本浪漫派 第一巻第三号」1935(昭和10)年5月号

89
2025/08/12

艚埜臚羇1941さんの感想

 相対死で 生きのこった 片割れには 取り調べの 警察官は 相手は 助かりましたよと 慈悲深い 顔付きで 告げることに してある 署の内規に なっているのかは 判らない。随所で 体験が 昇華した 気配のある 文章は 現実感が あると感じた。女と 共に 上水に 飛び込んで 失敗した 苦い 思いは あながち 無駄では 無かったと 感じた。材を 取る のも 命懸け。

玩具

がんぐ

初出:「作品」1935(昭和10)年7月号

12
2021/07/30

bc43847ac151さんの感想

小さい頃に見た幻覚や祖母のことなど、なかなか難解であった。

逆行

ぎゃっこう

初出:蝶蝶「文藝 第三巻第二号」1935(昭和10)年2月1日

29
2025/07/18

艚埜臚羇1941さんの感想

  題意は 回顧する かと 思われる。人生 みずから 振り返れば いろいろと 思いが 去来する。立ち止まって 来し方を 振り向く ことは なにかの 足しに なるかも 知れない。太宰にしては 神妙なる 思い入れと 感じた。   

逆行

ぎゃっこう

初出:蝶蝶、決闘、くろんぼ「文藝」1935(昭和10)年2月号、盗賊「帝國大学新聞」1935(昭和10)年10月7日

30
2025/08/29

9322e257c660さんの感想

太宰さんらしさは感じられるものの、どう解釈すればいいの?難しい話だ。

ダス・ゲマイネ

ダス・ゲマイネ

初出:「文藝春秋 第十三巻第十号」1935(昭和10)年10月1日

54

猿ヶ島

さるがしま

初出:「文學界」1935(昭和10)年9月号

15
2018/04/29

1a7da6eff4e7さんの感想

ダンディー。軍曹といったほうがしっくりくるような感じ。新入りも頼りないと思ったが、存外勇気がある。続編を期待してしまう。太宰さんの中では、どのような「そのあと」を描いていたのだろうか。

もの思う葦

ものおもうあし

――当りまえのことを当りまえに語る。

初出:はしがき、虚栄の市、敗北の歌、或る実験報告「日本浪曼派 第一巻第六号」1935(昭和10)年8月1日

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