青空文庫

「逆行」の感想

逆行

ぎゃっこう

初出:蝶蝶「文藝 第三巻第二号」1935(昭和10)年2月1日

太宰29
創作背景死の受容自己認識虚構と真実内省的叙情的孤絶

書き出し

蝶蝶老人ではなかつた。二十五歳を越しただけであつた。けれどもやはり老人であつた。ふつうの人の一年一年を、この老人はたつぷり三倍三倍にして暮したのである。二度、自殺をし損つた。そのうちの一度は情死であつた。三度、留置場にぶちこまれた。思想の罪人としてであつた。つひに一篇も賣れなかつたけれど、百篇にあまる小説を書いた。しかし、それはいづれもこの老人の本氣でした仕業ではなかつた。謂はば道草であつた。いま

2025/07/18

艚埜臚羇1941さんの感想

  題意は 回顧する かと 思われる。人生 みずから 振り返れば いろいろと 思いが 去来する。立ち止まって 来し方を 振り向く ことは なにかの 足しに なるかも 知れない。太宰にしては 神妙なる 思い入れと 感じた。   

2017/03/20

77bae0f32e0fさんの感想

甲斐のない努力。馬鹿にしてるのではない甘え。自身が常日頃思っていることをさらっと文学に出来る太宰治は天才だ。

2016/09/03

わたくしといふげんしょうさんの感想

一人の男の一生を逆行していく話。 通して二度ほどよんで良さがやっとわかった。

2015/08/31

b86b7f708c75さんの感想

なんだか後半から何を言ってるのか解らなかった。

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