青空文庫

「玩具」の感想

玩具

がんぐ

初出:「作品」1935(昭和10)年7月号

太宰12
創作背景自己認識虚構と真実内省的回顧的

書き出し

どうにかなる。どうにかなろうと一日一日を迎えてそのまま送っていって暮しているのであるが、それでも、なんとしても、どうにもならなくなってしまう場合がある。そんな場合になってしまうと、私は糸の切れた紙凧のようにふわふわ生家へ吹きもどされる。普段着のまま帽子もかぶらず東京から二百里はなれた生家の玄関へ懐手して静かにはいるのである。両親の居間の襖をするするあけて、敷居のうえに佇立すると、虫眼鏡で新聞の政治

2021/07/30

bc43847ac151さんの感想

小さい頃に見た幻覚や祖母のことなど、なかなか難解であった。

2020/10/27

19双之川喜41さんの感想

 題意は 達磨ということになる かもしれない。 太宰は 「寒くないかい」などと 達磨に 話しかける。 幼少期の記憶と云うものは 支離滅裂なのが 普通であるからして 仕上がりも 其れを写してしまっている ようにも思われる。

2020/08/31

ab91bf819ecdさんの感想

おもしろかった

2020/04/01

梶サンさんの感想

「揺るがぬ自負を持つ」「私を信じなさい」とか、珍しく真面目な口調と思えば、「嘘が崩れかけてきた」なんて、飄々と掌返し。こういう臆面もなく読者を喰ってるとこが実に好ましい。

2019/02/24

a46e95419834さんの感想

また未完かーい!! めっちゃきになる。つづき。 馬の描写が上手く理解できない

2018/05/09

8eac3b99b878さんの感想

不思議な作品。

2017/03/07

77bae0f32e0fさんの感想

物足りない。もったいない。

2016/08/04

わたくしといふげんしょうさんの感想

賛否両論だとおもうが、わたしはすごく引き込まれた。 たとえば、ヒト。のフレーズや祖母の死の場面。 途中の手管の話がすこし余計なきもするが、それを含めまんまと手管に骨抜きにされてしまった。未完ながらこの充実感はすごいとしかいいようがない。ここからどう完結するのか考えるのもなかなか乙なもの。

2016/04/02

芦屋のまーちゃんさんの感想

最初の三行だけだ。「どうにかなる。どうにかなろうと一日一日を迎えてそのまま送っていって暮らしているのであるが、それでも、なんとしても、どうにもならなくなってしまう場合がある。」太宰の文才に引き込まれたのは僅かにこの三行。あとは糞だ!太宰にしては珍しい。こんな駄作読んだことない。

2015/12/08

b56e42c20380さんの感想

未完成だけれどある意味完結している。 子供の心を大人が捉えるとこういうふうになるのかな。すきです。

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