青空文庫

「尾崎士郎」の作品

尾崎士郎

おざきしろう

生年:1898-02-05没年:1964-02-19

三等郵便局

さんとうゆうびんきょく

初出:「早稲田文学」1923(大正12)年3月

49

秋風と母

あきかぜとはは

初出:「新小説」1926(大正15)年9月

14

運命について

うんめいについて

初出:「文藝時代」1926(大正15)年12月

20
2021/02/05

いちにいさんの感想

きれいだあな

河鹿

かじか

初出:「新潮」1927(昭和2)年9月

10
2020/05/11

19双之川喜41さんの感想

 倦怠感を 通り越して  嫌悪感寸前にある  壊れかかった夫婦が 交尾しつつ 清流を 流れ下る河鹿を 目撃し なんとなく  神々しいものを感じる。まるで  自分たちを 投影してみせたかのような 河鹿の 描写に 並々ならぬ 巧妙さを 見た。

鶺鴒の巣

せきれいのす

初出:「新潮」1927(昭和2)年9月

11
2020/09/01

19双之川喜41さんの感想

 セキレイの雛を 盗む。寺の15の娘を ものにする。あいつがとった以上、俺が取ったところで 差し支えないはず。あまり 感心した話ではないけど ありがちな 心の動きと思った。

滝について

たきについて

初出:「文藝公論」1927(昭和2)年9月

2

蜜柑の皮

みかんのかわ

初出:「中央公論」中央公論社、1934(昭和9)年4月

28
2025/09/27

8eb05d040692さんの感想

引き込まれるように読みました。 法の執行によるこの世からの旅立ちを前に人を何を思うか… 積み上げられた蜜柑の皮が、とても重い物に感じました。

菎蒻

こんにゃく

初出:「中央公論」中央公論社、1937(昭和12)年4月

58
2024/04/17

19双之川喜41さんの感想

 2月26日の 反乱軍の 中枢部にいた者達は それなりの 理論武装を 用意したり したのだろうけど 酢だか 蒟蒻だか わけが判らないのが 一般大衆であり 当惑して 右往左往するしか なかったようでもある。

十三夜

じゅうさんや

――マニラ籠城日記

初出:「中央公論」中央公論社、1944(昭和19)年4月

35

風蕭々

かぜしょうしょう

初出:「早稻田大學」文藝春秋新社、1953(昭和28)年10月20日

72

学校騒動

がっこうそうどう

初出:「早稻田大學」文藝春秋新社、1953(昭和28)年10月20日

90

「早稲田大学」凡例

「わせだだいがく」はんれい

初出:「早稻田大學」文藝春秋新社、1953(昭和28)年10月20日

4

早稲田大学

わせだだいがく

初出:「早稻田大學」文藝春秋新社、1953(昭和28)年10月20日

95
2023/09/22

00813f8b221dさんの感想

早稲田大学というタイトルではあるが、話の後半は政界に復帰した大隈重信が外務大臣として条約改正に取り組む内容。って早稲田関係ないじゃん。 尾崎が早大を中退する原因となった早稲田騒動について何か書かれてるかと期待したら、全く書かれてなくてがっかりした。 ただ、入学式の祝辞でウェリントンを失念し、祝辞の最中にもかかわらず確認を取る大隈爺ちゃんは微笑ましかった。 こういうエピソードがもっと読みたかった。

早稲田大学について

わせだだいがくについて

初出:「早稻田大學」文藝春秋新社、1953(昭和28)年10月20日

22

生きている忠臣蔵

いきているちゅうしんぐら

――忠臣蔵は何故流行するか――

初出:「文藝春秋 昭和二十九年十二月號」文藝春秋新社、1954(昭和29)年12月1日

17
2023/04/21

ba5194e78df6さんの感想

知らない知識を、知りました。

現代語訳 平家物語

げんだいごやく へいけものがたり

01 第一巻

初出:「世界名作全集 39 平家物語」平凡社、1960(昭和35)年2月12日

70
2022/02/19

19双之川喜41さんの感想

 アリバイとか ライバルとかに 訳されると 違和感を覚える。紙芝居風に 読み手の 興味を 繋ごうとしているのかは 定かではないけど 軽みが 目立つのである。僧兵共の 謀略行為が 劇画風に 展開する。うんざりする向きも 少なからず いるのではないかと思った。

現代語訳 平家物語

げんだいごやく へいけものがたり

11 第十一巻

初出:「世界名作全集 39 平家物語」平凡社、1960(昭和35)年2月12日

86
2024/05/06

19双之川喜41さんの感想

 義経は やむなく 大江広元に 鎌倉の 腰越から いわゆる 腰越状と 言われる 弁明の書状を 送ったけど 宗盛は 首を 撥ねられてしまう。頼朝と 義経の 確執は 根の深いものが あったようだ。

現代語訳 平家物語

げんだいごやく へいけものがたり

13 灌頂の巻

初出:「世界名作全集 39 平家物語」平凡社、1960(昭和35)年2月12日

18
2024/04/22

19双之川喜41さんの感想

 清盛の娘である 建礼門院(けんれいもんいん)は 黒髪を 切り 仏門に 入った。大地震で 住まいが 大きく 壊れた こともあり 大原の 寂光院に 転居した。その辺りは 鹿が 渡って行くような 侘しい 庵で 念仏三昧(ねんぶつざんまい)に 明け暮れて ときの流れを やり過ごし 寂しく 世を去った。栄華を 極めた 生涯だった だけに 読み手は 余計に 無情を 感じる のである。

現代語訳 平家物語

げんだいごやく へいけものがたり

12 第十二巻

初出:「世界名作全集 39 平家物語」平凡社、1960(昭和35)年2月12日

50
2022/12/21

19双之川喜41さんの感想

 十四-五歳頃になった 六代御前は 三位禅師として 高雄の奥で 修行に 励んでいたけど 鎌倉筋の 疑念は 容易に 晴れるわけもなく 田越川で 岡部泰綱の 手にかかって 生涯を 終えた。ここに 平家の 血筋は 完全に 途絶えることになる。寂寞とした 無常感を 感じた。

現代語訳 平家物語

げんだいごやく へいけものがたり

07 第七巻

初出:「世界名作全集 39 平家物語」平凡社、1960(昭和35)年2月12日

60
2024/05/08

19双之川喜41さんの感想

 討ち取った 実盛の頭を 洗って見ると 白髪が 表れた。前から 密かに 白髪染めを 愛用していたらしい。命の 遣り取りにも 身ぎれいに 整えるのは もののふの 美意識か。何となく 酸鼻が 迫って来てしまった。生きているときから 死化粧を しておいたのかも しれないと 想った。

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