青空文庫

「現代語訳 平家物語」の感想

現代語訳 平家物語

げんだいごやく へいけものがたり

07 第七巻

07 だいしちかん

初出:「世界名作全集 39 平家物語」平凡社、1960(昭和35)年2月12日

作者不詳60

書き出し

北国下向寿永二年三月上旬、同じ源氏同志の木曽義仲と兵衛佐頼朝との仲にひびが入った。頼朝は、義仲を討つために十万余騎を引き連れて、信濃国へ乗込んでいった。驚いた義仲は、依田城を出ると、信越の境にある熊坂山に陣をとり、信濃国善光寺に着いた頼朝のところへ、乳母の子で、腹臣の家来でもある今井四郎兼平を使者として送った。「どういうおつもりで、義仲を討とうとおっしゃるのですか。貴方は、東八カ国を従え東海道から

2024/05/08

19双之川喜41さんの感想

 討ち取った 実盛の頭を 洗って見ると 白髪が 表れた。前から 密かに 白髪染めを 愛用していたらしい。命の 遣り取りにも 身ぎれいに 整えるのは もののふの 美意識か。何となく 酸鼻が 迫って来てしまった。生きているときから 死化粧を しておいたのかも しれないと 想った。

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