青空文庫

「小山清」の作品

小山清

こやまきよし

生年:1911-10-04没年:1965-03-06

聖アンデルセン

せいアンデルセン

初出:「表現 第一巻第一号(冬季号)」角川書店、1948(昭和23)年2月5日

51

その人

そのひと

初出:「八雲 第三巻第六号」八雲書店、1948(昭和23)年6月1日

38

わが師への書

わがしへのしょ

初出:「東北文学 第三巻第十一号」河北新報社、1948(昭和23)年11月1日

40
2019/11/09

19双之川喜41さんの感想

 青春時代の 多感な心情 を 吐露する 相手は  どんな人かなと 思ってしまうのが  普通だけれど ささやかな 仕掛けが  秘めてあるので 文章の 完成度の 高さとともに 心に響く。

メフィスト

メフィスト

初出:「東北文学 第三巻第八号」河北新報社、1948(昭和23)年8月1日

76

西隣塾記

せいりんじゅくき

初出:「文学界 第三巻第九号」文藝春秋、1949(昭和24)年11月1日

42
2019/01/31

88b5ee87e626さんの感想

師友を偲ぶ文でした。過ぎ去った昔のことを偲ばれて、どんな気持ちであろう、作者の言うとおり:所在ない気の抜けた気持ちのものである。

前途なお

ぜんとなお

初出:「表現 第二巻第三号」角川書店、1949(昭和24)年3月1日

39

朴歯の下駄

ほおばのげた

初出:「人間 秋季増刊号」目黒書店、1949(昭和24)年11月1日

21
2026/02/24

艚埜臚羇1941さんの感想

  遊郭の 風情を 記した 一葉風の 文章である。朴歯の 下駄を 履いた かなり 大勢の人が あるく ときの 音を 耳にした ことが あるだろうか。涼やかな 軽やかな なんとも 例えようのない 耳に残る 今では 滅多に 聞くことが できない 音色である。この 文章の 雰囲気に 近いものが あったなと おもいいった。

風貌

ふうぼう

――太宰治のこと

初出:「風雪 第四巻第七号」六興出版社、1950(昭和25)年7月1日

39
2019/06/19

taroさんさんの感想

太宰治の弟子による回顧録。新聞の消息欄に太宰治の所在が載っていて、ふと思い立って三鷹に行って太宰治に初めて会うなどなんだか時代を感じさせるエピソードの数々が面白い。冒頭は太宰治の作品からの引用だが、初めて小山清が太宰治に自分の作品を見せたとき、冒頭で引用していたアンデルセンの文をちらりと見て太宰治が良いねと言った話に合わせてるのかなと思った。

桜林

さくらばやし

初出:「文学界 第五巻第七号」文藝春秋新社、1951(昭和26)年7月1日

81
2019/10/31

19双之川喜41さんの感想

 私は  新吉原の 花園あたりに 土地勘が 全く ないのであるけど  なぜか  懐かしいような 気持ちが 沸き起こる。 恐らくこれは  樋口一葉の世界 を彷彿させるからであろう。 例えば  一葉の (たけくらべ) の中に出てくる 写真館などについても  触れられている。

安い頭

やすいあたま

初出:「新潮 第四十八巻第十号」新潮社、1951(昭和26)年9月1日

43
2025/07/18

艚埜臚羇1941さんの感想

   著者は 長い間 新聞配達を していた。あるとき 新聞の 購入 勧誘の 材料に シナ大陸の 地図 常盤座の 切符 等 景品を 並べ 立てて お辞儀 百万遍を して見せたら その家の 主である 箪笥やの 職人から 「安い 頭 だな」と 言われて しまったと いう。まあ 購入契約は してもらえたらしい。

夕張の宿

ゆうばりのやど

初出:「新潮 第四十九巻第四号」新潮社、1952(昭和27)年4月1日

31
2021/07/10

9db341ba634aさんの感想

とても読みやすかった。キレイな簡潔な文の流れは太宰治の門下だけあってなんとなく似ている気がした。 欲を言えばもう少し話を進めて欲しかった。まあ私の感傷だけれど 。 私はこういう作風は好き。清涼剤のようはものだ。

落穂拾い

おちぼひろい

初出:「新潮 第四十九巻第四号」新潮社、1952(昭和27)年4月1日

23
2025/12/16

a36d018042b6さんの感想

ビブリア堂古書店の事件帳というドラマに出てくる本なので興味を持って読んでみた。 古書店の少女がビブリア堂の主人と重なって何ともいえない良い雰囲気。 何度も読み返すうちに味わいが出てくるのだろうと思う。

井伏鱒二によせて

いぶせますじによせて

初出:「新潮 第五十巻四号」新潮社、1953(昭和28)年4月1日

14
2019/02/17

10bbe1078a77さんの感想

終始穏やかな顔で読んでいられる。そしてこれを読んだ後に井伏先生の作品を読むと、また印象が何か少し変化するのかもしれない。 井伏鱒二と言う人と彼に寄せた思いを語るだけの短い文章ですが、私はなんだか、これを読むと少し胸が暖かくなるのです。とても優しい気持ちで読んでいられる、ある形の「愛」を感じます。

おじさんの話

おじさんのはなし

初出:「新潮 第五十巻七号」新潮社、1953(昭和28)年7月1日

54
2019/12/24

6c957432f5f4さんの感想

市井底辺の人々の世界を、同じ位置から「私」が描く、どこかウィリアム・サロイヤンの短編に似た風味。

生い立ちの記

おいたちのき

初出:弟と母のこと「群像 第九巻第十一号」講談社、1954(昭和29)年10月1日

55
2020/11/20

19双之川喜41さんの感想

 浅草に行くときは 仕舞屋(しもたや)の土間を通り抜けて 廊外へ出るるという下りは 一葉などの作品に 良くみられる。 鼬や青大将が出没したと言うから  はるかにのどかな 時代であった。 過ぎてしまえば 何もかも 懐かしいと感じた。

遁走

とんそう

初出:「新潮 第五十一巻第一号」新潮社、1954(昭和29)年1月1日

21

聖家族

せいかぞく

初出:「文芸 第十一巻第三号」河出書房、1954(昭和29)年3月1日

15

私の処女出版

わたしのしょじょしゅっぱん

初出:「東京新聞 夕刊」1954(昭和29)年7月7日

1
2025/11/21

3bf2eca76b50さんの感想

控えめな性格に惚れる。

犬の生活

いぬのせいかつ

初出:「新潮 第五十二巻第二号」新潮社、1955(昭和30)年2月1日

43
2025/11/21

3bf2eca76b50さんの感想

沁みる。

日日の麺麭

ひびのパン

初出:「新女苑 第二十巻第四号」実業之日本社、1956(昭和31)年4月1日

13
2023/09/08

8eb05d040692さんの感想

読んでみて心が暖かくなる作品。父と娘二人でひたむきに生きる日々の姿に心打たれました。

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