青空文庫

「夕張の宿」の感想

夕張の宿

ゆうばりのやど

初出:「新潮 第四十九巻第四号」新潮社、1952(昭和27)年4月1日

小山31

書き出し

北海道の夕張炭坑に、弥生寮という炭坑夫の合宿がある。ある日、寮生の一人で坑内雑夫をしている順吉というのが、痔の手術をするために炭坑病院に入院した。順吉にはまえから痔の気があったのだが、坑内で働いているうちに悪化したのである。附添いには寮の掃除婦をしているおすぎという寡婦が附いていった。おすぎの夫は、坑内の人車捲きの係りをしていたのだが、仕事の帰りに、疾走してくる材料運搬車に跳ねられて頓死した。一年

2021/07/10

9db341ba634aさんの感想

とても読みやすかった。キレイな簡潔な文の流れは太宰治の門下だけあってなんとなく似ている気がした。 欲を言えばもう少し話を進めて欲しかった。まあ私の感傷だけれど 。 私はこういう作風は好き。清涼剤のようはものだ。

2019/11/03

19双之川喜41さんの感想

 子連れの後家が  入院した炭鉱夫の 付き添い婦になると言う話であるけど 地の文がどうしても説明的になってしまっているのは 何とも惜しまれる。 陰毛を剃る看護婦の 描写にしても 今一つ何かが足りないような気がしてしまうのである。

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