青空文庫

「日日の麺麭」の感想

日日の麺麭

ひびのパン

初出:「新女苑 第二十巻第四号」実業之日本社、1956(昭和31)年4月1日

小山13

書き出し

末吉は屋台のおでん屋である。ことし四十五になる。大柄で躯つきもがっしりしている。生れつき丈夫な方で、これまであまり病気などしたことはない。しんが丈夫なのであろう。それほど労働で鍛えたという躯でもないが、屋台車をひく分にはさわりはなかった。それでもこの頃は、あまり無理は出来ないと自分でも用心している。郊外のM町に住むようになってから一年ほどになる。おでん屋をはじめたのも、ここに移ってきてからである。

2023/09/08

8eb05d040692さんの感想

読んでみて心が暖かくなる作品。父と娘二人でひたむきに生きる日々の姿に心打たれました。

2022/01/23

034f7fb581f3さんの感想

小山清の作品はどれも作者の暖かい視線が、読む者の心をホッコリさせてくれます。青空文庫収録に力を合わせていただいた皆様に感謝いたします。

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