ちかまつしゅうこう
雪の日
ゆきのひ
初出:「趣味」1910(明治43)年3月
初雪
はつゆき
初出:「早稻田文學 第百八十二號 大正十年一月號」1921(大正10)年1月1日
艚埜臚羇1941さんの感想
十二月 初旬の 初雪のなか 締め切りの 迫った 人気作家達が 集まって 酒を 飲んだり 依頼稿を 仕上げたり それぞれの 執筆ぶりに いつも 通りに 書ける人 なかなか 着手しない人 興味を 引く 仕事 ぶりに 微苦笑した。
うつり香
うつりが
初出:不明
b53e79cfe52cさんの感想
この作者の意図が良く分からない。モテない男の女遊びで結局自分の友達に売女を取られる話を女々しく描いている。
黒髪
くろかみ
19双之川喜41さんの感想
題意は もっとも 古くからある お仕事の 京都の女を 指す。男は 東京に 女からの 電報が 届くと いそいそと 京都に 向かう。女は 仕事中 だったりして 焦らしに 焦らされ 男は それが 嬉しいような 気配は ないでもない。今 読むと 情痴文学でも なんでもない。時間を 無駄にした 感じだけが 残る。
狂乱
きょうらん
題名は変わっているが「黒髪」の続編となっている。恋に溺れる中年男性とそれを手玉に取る美しい芸子とその母親、虚実入り混じった展開で男は更なる深みに…
霜凍る宵
しもこおるよい
「黒髪」「狂乱」そしてこの「霜凍る宵」と三部作と言うより同じ作品の続き物でした。男と芸子との愛憎劇。なけなしの金を注ぎ込んだ男の狂おしいばかりの嫉妬、芸子に寄ってくる男の金を目当てに芸子を操るママ母、とくに解けない、もつれにもつれた男と女の関係を赤裸々に描いた究極の作品。
箱根の山々
はこねのやまやま
何回も 訪れてはいるけど 蘆の湯からの 眺望が一番 優れているとは 気が付かなかった。 確かに 湯本辺りは 街道に 両側から 山が迫っているので 崩れ落ちてくる心配が 先にたつと感じた。
別れたる妻に送る手紙
わかれたるつまにおくるてがみ
秋江(あきえ)という 女流作家が 男の振りをして 先妻に 未練がましく 愚痴をこぼすと言う話と 思っていたけど 少々違っていた。 よほどの暇人でも 読んだ後で 時間を無駄にしたと 思ってしまうかもしれない。
湖光島影
ここうとうえい
琵琶湖めぐり
謡曲に 月 海上に 浮かんでは 兎も 浪を 走るか 面白の 気色や とあるようだけれど びわ湖は 古来より 詩歌の 産地とも 言えよう。できれば 大きめの 古地図などを 紐といて 目前に 繰り広げつつ 旅記を 味わうのが 相応しいと 感じた。
伊賀国
いがのくに
伊賀、伊勢路
いが、いせじ