山羊の歌
やぎのうた
初出:「山羊の歌」文圃堂、1934(昭和9)年12月10日
約41分
3bf2c067e91cさんの感想
宿酔の、千の天使がバスケットボールする、という文がとても好きです。
二日酔いのことかな?とか色々想像してしまう。なんだか素敵だなって思います。
人によって中原中也というひとのイメージは様々だから、それを嫌に感じる人もいるでしょう。
中原中也先生の母君の出された本や檀一雄先生の作品など、様々な文章に中原中也というひとは多々出てきます。
お酒を飲めば悪い絡みをしたり、意地悪言ったり横暴だったり。でも、お酒を飲んで悪酔いしてしまうのを中原中也先生は気に病んでいました。ダメだダメだと思う時に限って勧められてしまう、またやってしまったと後になっておもうのだ、と。
小柄で腕っ節も弱く、かなわない相手には影からシャドーボクシングのようなことをしたり。
実際にいたら敬遠してしまうかもしれませんが、私はそんな先生がとても好きです。
入口はどこからでもかわまないと思います。
もし興味があるのならどうか色んな人の作品の中に書かれてる中原中也を探して読んでみてほしいです。
個人的に1つ選ぶのであれば、檀一雄先生の小説太宰治をおすすめ致します。
喧嘩の吹っかけ方というか絡み方というか、なかなかこうはいわないでしょうという感じです。初めて読んだ時感銘を受けました。先生は本当に凄い人なんだなぁって。小説と題名にあるように、完全に史実とは言えないかもしれませんが当時の文豪達の日々が垣間見れるのではないでしょうか。