青空文庫

「倉田百三」の作品

倉田百三

くらたひゃくぞう

生年:1891-02-23没年:1943-02-12

大正〜昭和初期

宗教文学戯曲親鸞肺結核広島青年文学

倉田百三(1891年2月23日―1943年2月12日)は、広島県庄原市生まれの劇作家・評論家である。幼少期から文学に親しみ、青年時代には『出家とその弟子』をはじめとする戯曲を発表し、大正・昭和初期に活躍した。肺結核により長年闘病生活を送りながらも、宗教や哲学への関心を深め、親鸞聖人の思想を題材にした作品で注目された。彼は青年文学と宗教文学を融合させた独自のスタイルで、多くの読者に影響を与えた。

出家とその弟子

しゅっけとそのでし

初出:「生命の川 第一巻第二号~第二巻第二号」1916(大正5)年11月16日~1917(大正6)年3月5日

320
2022/05/13

阿波のケンさんさんの感想

親鸞の物語だ。仏を信じる人もそうでない人も又宗派の違う人も一読することをお勧めします。

俊寛

しゅんかん

初出:「新小説」1919(大正8)年12月

124

光り合ういのち

ひかりあういのち

初出:「いのち」1937(昭和12)年2月号から連載

328

善くならうとする祈り

よくなろうとするいのり

初出:不明

0

愛と認識との出発

あいとにんしきとのしゅっぱつ

初出:不明

484

あはれなる廿日鼠

あわれなるはつかねずみ

初出:不明

0

『出家とその弟子』の追憶

『しゅっけとそのでし』のついおく

初出:不明

5
2020/05/11

4599cd07b49aさんの感想

作家にとって作品とは何かを述べた論考。倉田にとって戯曲は、自分自身の時代・時代の生きてきた証であリ、「出家とその弟子」がたまたま世間に共感を得られたのは、誰しもが経験する淡い青春時代の純情さを表現したからであり、世間を知ってしまった今では、二度と同じものを作ることが出来ないことも述べている。たた同様な意味で、成長の証である「恥以上」ももっと評価さるべきと感想を述べている。

愛の問題(夫婦愛)

あいのもんだい(ふうふあい)

――生命の法に随う――

初出:不明

11
2020/06/11

633e0bbad678さんの感想

倉田百三さんのウィキペディアを拝見しましたが、この作品は彼の生い立ちや宗教観がとても影響を与えているように思います。 特に女性におもてになられたようで、男性は一人の女性で満足するようでは駄目だと言った価値観、また、性に奔放な所があるようで、恋愛と病に翻弄された人生からこのようなエッセイをお書きになられたような気がします。 また、明治から大正にかけての作品は結核で命を落とす事が多かったことから宗教観や死生観が独特だなと思いました。 参考になった点は、夫婦は最初は恋愛感情が必要でその思い出によって乗り越えられる事もあるが、次第に仲間意識が芽生えてこの世の中と共闘してゆく様になる、男性は女性を守ってあげるという方向へ意識を動かすべきだと言っていた点です。 働く女性を否定もしていない点は時代からして驚きました。 女性が働いていても男性は女性を護ってあげて女性は可愛らしく艶やかでいて欲しいという、色男、百三さんの助言は少しだけ現代で忘れているけれど夫婦が長持ちする大切なことなのかも知れないと考えさせられた作品でした

学生と教養

がくせいときょうよう

――教養と倫理学――

初出:不明

47
2023/12/09

72bdbd844d09さんの感想

私にとって倫理学の入門書となる書籍でした。広汎な知識が当然の如く共有されていた時代の空気に憧れました。

学生と生活

がくせいとせいかつ

――恋愛――

初出:不明

43
2020/05/05

いちにいさんの感想

運命的恋愛論

学生と先哲

がくせいとせんてつ

――予言僧日蓮――

初出:不明

50

学生と読書

がくせいとどくしょ

――いかに書を読むべきか――

初出:不明

20
2018/10/08

いちにいさんの感想

▼読書は、他人に考えてもらうこと、とは確か、ショウペンハウワーの言葉だったと思う。従って、読書そのものが勉強、ましてや研究ではない。 ▼しかし、読書なくして勉強も研究も始まらない。音楽を一度も聞いたことがない者に作曲はできないように、読書しなくて、文章は書けない。息をするように、顔を洗うように、歯を磨くように、日常家事として、読書はしなければならない。 ▼読書について、なる本があること自体、大いなる矛盾である。なぜなら、読書を薦めるべき対象の馬鹿学生は読書について、なる本ですら決して読まないからだ。

女性の諸問題

じょせいのしょもんだい

初出:不明

34

人生における離合について

じんせいにおけるりごうについて

初出:不明

19

婦人と職業

ふじんとしょくぎょう

初出:不明

6
2018/10/15

いちにいさんの感想

「……結婚生活が恋愛の墓場であるにしても、オールドミスの孤独地獄よりはなおまさっている。……」 という主張などが議論の的であろう。 現代では明らかにセクハラである。 30才位を過ぎて、独身だと女子のみならず、男子ですら気まずくなるものだ。会社組織では、何か性格上の欠陥があるのではないか、というレッテルを貼られ、出世にも影響するケースもある。結婚しても油断はできない。次は、子どもがいなければ、何故?と疑われる。要するに、結婚し子どもがいるという家庭が世間の前提基準が存在するのだ!だから、子どもがいるのに職業を持つ女性に育児放棄なるレッテルを貼りたがるのだ。母子家庭や夫の稼ぎが少なく、やむ無く仕事を持たなくてはならないのが現実であろう。 バッシングを受けないためにはダブルインカムノーキッズとなり、社会的矛盾が発生する。女性が有閑夫人になれるだけの所得を夫に与えておくれ!

生活と一枚の宗教

せいかつといちまいのしゅうきょう

初出:不明

175

芸術上の心得

げいじゅつじょうのこころえ

初出:不明

3
2021/05/22

0d1e05cd0514さんの感想

一言で要約するならば「芸術家に必要な要素を列挙し、解説したもの」だ。 内容は少ないが、具体的に書かれている。

青春の息の痕

せいしゅんのいきのあと

初出:不明

322

念仏と生活

ねんぶつとせいかつ

初出:不明

5
2019/11/23

いちにいさんの感想

善・悪 を判断せずに事実を そのまま 受け入れる という 実相 という考え方も面白い 人は何かと善悪を決めたがる 子どものころ 何々してはいけません というのは 悪いこと と教えられてきた 禁止行為は叱られることによって記憶されているが 逆に 良いこと を教えられた という記憶が乏しい 何々をしてもよい ということは教えられてない 強いて言えば 勉強しなさい くらいだ しからば 勉強は果たして善なるものなのか?遊びが悪で勉強が善とは可笑しな話だ 大人になると 遊びが善で勉強が悪になるものだ 酒や女やゴルフが出来ないと会社では悪となる 古い慣習を真面目に変えようと考える若手社員も造反のレッテルを貼られる 実相主義というものを研究して見ようと思う 歎異抄

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