青空文庫

「学生と教養」の感想

学生と教養

がくせいときょうよう

――教養と倫理学――

――きょうようとりんりがく――

倉田百三47

書き出し

一倫理的な問いの先行何が真であるかいつわりであるかの意識、何が美しいか、醜いかの感覚の鈍感な者があったら誰しも低級な人間と評するだろう。何が善いか、悪いか、正不正の感覚と興味との稀薄なことが人間として低卑であることはそれにもまして恥じねばならぬことである。人の道、天の理、心の自律——近くは人間学的倫理学の強調するような「世の中の道」にまでひろがるところの一般の倫理的なるものへの関心と心得とはカルチ

2023/12/09

72bdbd844d09さんの感想

私にとって倫理学の入門書となる書籍でした。広汎な知識が当然の如く共有されていた時代の空気に憧れました。

1 / 0