青空文庫

「学生と生活」の感想

学生と生活

がくせいとせいかつ

――恋愛――

――れんあい――

倉田百三43

書き出し

一学窓への愛と恋愛学生はひとつの志を立てて、学びの道にいそしんでいるものである。まず青雲を望み見るこころと、学窓への愛がその衷になければならぬ。近時ジャーナリストの喧声はややもすれば学園を軽んじるかに見える。しかし今日この国に必要なのはむしろ新しき、健やけきアカデミーの再建である。学生にして学窓への愛とほこりとを持たぬことは自ら軽んじるものである。もとより私といえども今日学生の社会的環境の何たるか

2020/05/05

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