青空文庫

「山之口貘」の作品

山之口貘

やまのくちばく

生年:1903-09-11没年:1963-07-19

つまり詩は亡びる

つまりしはほろびる

初出:「むらさき」巌松堂、1937(昭和12)年4月号

5

ダルマ船日記

ダルマせんにっき

初出:「中央公論」中央公論社、1937(昭和12)年12月号

20
2023/03/24

cbeb8d424306さんの感想

ダルマ舟の生活が克明に描かれていてまるでその現場にでも居るような気がします。自分の本意ではない境遇でも悲壮感を感じさせない生きざまにたくましい生命力を感じます。レールの無い人生をしたたか生きる姿に励まされました。

夏向きの一夜

なつむきのいちや

初出:「東京労働新聞」1950(昭和25)年8月10日

5
2025/07/21

艚埜臚羇1941さんの感想

  高名な 詩人の 貘さんは 誰が 見かけても 相当 怪しい 風貌を しているので 誰何(すいか)されること かずしれず 怒りも しないで 丁寧に 応答していた けど 面倒臭いので そのことを やはり 詩人の 佐藤春夫に こぼすと 僕が 証明書を 書いてやろうと 名刺に 書いてくれた。春夫を 知っている 人は ごく 少ないので 効き目は あまりなかった という。また 詩の 好きな 巡査が 同じような 名刺を 作ってくれた。それを 見せると 日比谷公園の 交番で 番所の 裏の 茂みを 此処なら 良いだろうと 示して くれたと いう。

野宿

のじゅく

初出:「群像」講談社、1950(昭和25)年9月号

20
2023/03/17

cbeb8d424306さんの感想

貧乏の代名詞のような作者の人生体験談が書かれている。不思議に 悲壮感はなくむしろたくましさを感じてしまう。ちょいと中古になって私にも駅ホームで新聞紙に身をつつんで過ごしたことがある。誠実に生きていれぱなんとかなるものだと思い返している。希望が持てないことがいちばんつらいだろうなあ。

池袋の店

いけぶくろのみせ

初出:「報知新聞」1953(昭和28)年4月2日

4
2016/11/01

乱読子さんの感想

筆者は確か詩人でしたか 寝る前にちょっと読むにはよい 心がフラットになる

声をあげて泣く

こえをあげてなく

――私の処女出版

初出:「東京新聞」1954(昭和29)年12月27日

1
2022/05/07

cdd6f53e9284さんの感想

「思辨の苑」より 「数学」 まるで僕までが、なにかでなくてはならないものであるかのように、なんですかと僕に言ったって、既に生まれてしもうた僕なんだから

暴風への郷愁

ぼうふうへのきょうしゅう

初出:「毎日新聞」毎日新聞社、1954(昭和29)年9月25日号

4

月見草

つきみそう

初出:「四国新聞」四国新聞社、1954(昭和29)年7月

3
2021/07/25

阿波のケンさん36さんの感想

月見草とガマの話。後者の話がが無けれは良いのに。チョット合わないですよね。

歳末の質屋

さいまつのしちや

都内に約一八〇〇店

初出:「東京新聞」1954(昭和29)年12月16日

5

質札

しちふだ

初出:「時事新報」1954(昭和29)年12月25日

4
2024/01/28

8eb05d040692さんの感想

昔も今も借金の話って変わらない

自伝

じでん

初出:「現代日本詩人全集 第十四巻」東京創元社、1955(昭和30)年

4
2018/01/20

芦屋のまーちゃんさんの感想

「自殺をしたつもりで生きることに決めた」というフレーズが印象に残った。詩じゃ飯は食えんと思う。女に捨てられ、職も転々としといる。 放浪の人生。一度は憧れるがそう 生易しいものではないことが想像できる。 安定した暮らしの中からは詩は生まれないものか? 一体全体、詩とは何ぞや? サラダ記念日的なものではなく もっと激しく情熱的で非日常的な魂の叫びなのだろうか?

装幀の悩み

そうていのなやみ

初出:「図書新聞」1956(昭和31)年6月30日

4

チャンプルー

チャンプルー

初出:「食生活」1956(昭和31)年10月号

7

詩とはなにか

しとはなにか

初出:「全繊新聞」1958(昭和33)年9月7日~21日

14
2021/01/11

19双之川喜41さんの感想

 散文のなかに 詩情が あるかないかは その散文の値うちを決める大切な岐路になるらしいことは 近頃 知った。 ならば、詩とは何かが問題となるけど 山之口の 臭気糞(ふん)ぷんたる説明には 辟易したけれど為になった。

沖縄帰郷始末記

おきなわききょうしまつき

初出:「産経新聞」1959(昭和34)年2月27日

5

おきなわやまとぐち

おきなわやまとぐち

初出:「朝日新聞」1962(昭和37)年3月30日

4

私の青年時代

わたしのせいねんじだい

初出:「社会人」1963(昭和38)年4月号

19
2023/03/24

cbeb8d424306さんの感想

正直に飾らない体験が綴られているのに感心します。詩人の誤魔化しのない心情に触れ、人を惹き付ける人柄に感じ入りました。 若い頃の苦い体験は誰にもあります、人生の肥やしだと思いたい。 人に優劣はなく誠実、思いやり、尊重、共存、これらの資質が大切な気がします。

山之口貘詩集

やまのくちばくししゅう

初出:不明

48

鮪に鰯

まぐろにいわし

初出:不明

63
2023/03/29

cbeb8d424306さんの感想

溢れんばかりの郷土愛、家族愛、一球入魂な創作姿勢に感銘しました。愛児は父親のことをどう思っているのか知りたくなりました。

雨あがり

あめあがり

初出:不明

4
2024/06/26

阿波のケンさんさんの感想

最近、一つしたら一つしなければならない事を忘れている。老人性だがそういえば自分も若いときにも忘れ物をよくしたなと思い出す。

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