青空文庫

「今野大力」の作品

今野大力

こんのだいりき

生年:1904-02-05没年:1935-06-19
作品数:119

夕べの曲

ゆうべのきょく

初出:「文芸通報」1921(大正10)年12月

0

秋吹く風

あきふくかぜ

初出:「文芸通報」1922(大正11)年11月号

0

今日もまた

きょうもまた

初出:「文芸通報」1922(大正11)年1月号

0

こころ

こころ

初出:「文芸通報」1922(大正11)年4月号

0

豌豆畑

えんどうばたけ

初出:「青い果第三輯」1922(大正11)年9月

0

義男さん

よしおさん

初出:「青い果第三輯」1922(大正11)年9月

1

友と二人の夜

ともとふたりのよる

初出:「青い果第三輯」1922(大正11)年9月

1

楽しい会合

たのしいかいごう

初出:「文芸通報」1922(大正11)年9月号

0

所有

しょゆう

初出:「旭川新聞」1923(大正12)年6月16日

1
2015/10/17

697177b0dcddさんの感想

今の社会主義や共産主義は、既に史的原初の理想から遠く離れて、単なる独裁の追認になってしまっている。 ただ、この詩が訴える、原初の苦悩(厳密には舶来思想につき、翻訳を通して著者が当時の知見で知り得た限りでの、『原初』だろうけど)はひしひしと伝わってくる。 日本が近代化の際に西洋を模倣し、その礎には西洋哲学や宗教(学)があったけれど、根源で、それらさえ、時の権力の所有、資産の所有を如何に正当化するか、批判するかというポジショニングに過ぎないとさえ言える。文化の把握自体に、所有が組み込まれている。 もっと言うと、時代が下り色んな克服がなされたはずの世界、個人主義の世の中における恋愛や婚姻でさえ、所有の概念の延長である。彼・彼女は自分のものだ、というフレーズは、所有をベースにした思考の表れだ。 それが下劣に現れると、奴隷制になったりする。 最近、日本で話題の(?)徴兵制はお国のためという美辞麗句がコーティングしているので、背後の権力欲、所有欲を炙り出すのは難しいが、言外にみんな感じ取るから危機感を感じるのではないかな。 詩の後半の含意はまだ消化できた気がしないけど、なんか現在の電波利権や原発利権を連想した。もちろん、そこにはインフラの所有欲が潜んでいる。

拾った詩

ひろったし

――或る人に告ぐる――

初出:「旭川新聞」1923(大正12)年8月5日

1

鱒の話

ますのはなし

初出:「詩と人生」1923(大正12)年8月

1

幸福を

こうふくを

初出:「旭川新聞」1923(大正12)年6月25日

1

宵の星

よいのほし

初出:「旭川新聞」1923(大正12)年8月3日

0

北海の夜

ほっかいのよる

初出:「白楡 第二十五号」1923(大正12)年8月

1

亜米利加

アメリカ

初出:「旭川新聞」1924(大正13)年7月1日

1

土の上で

つちのうえで

――私が私自身に言う言葉――

初出:「旭川新聞」1924(大正13)年6月16日

1

郷土

きょうど

初出:「日本詩人 新詩人号」新潮社、1924(大正13)年6月号

2

夢と幻を見る家

ゆめとまぼろしをみるいえ

初出:「詩と人生」1924(大正13)年7月

1

形象の献辞

けいしょうのけんじ

初出:「旭川新聞」1924(大正13)年8月2日

0

色彩

しきさい

初出:「旭川新聞」1924(大正13)年5月13日

0
2015/03/16

b86b7f708c75さんの感想

炎が春夏はどんな色かな?今僕も春にコメントを書いていますが春の悦びが著者はこんなにうれしいということは東北以北の出身ということですね。

1 / 6