青空文庫

「高瀬舟」の感想

高瀬舟

たかせぶね

初出:「中央公論 第三十一年第一號」中央公論社、1916(大正5)年1月

鴎外22
下級官吏の描写孤絶歴史的人物の描写死の受容回顧的憂鬱静謐

書き出し

高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である。徳川時代に京都の罪人が遠島を申し渡されると、本人の親類が牢屋敷へ呼び出されて、そこで暇乞をすることを許された。それから罪人は高瀬舟に載せられて、大阪へ廻されることであつた。それを護送するのは、京都町奉行の配下にゐる同心で、此同心は罪人の親類の中で、主立つた一人を、大阪まで同船させることを許す慣例であつた。これは上へ通つた事ではないが、所謂大目に見るのであつ

2018/08/07

2c509dce76b7さんの感想

久しぶりに読んだ。こんな話だったなあ、というのが一番の感想。旧字体詠みづらい。庄兵衛と喜助。ストーリー展開に芸がない。芸が必要なかった時代の作品。高瀬舟、朧夜、男が二人。情景は美しい。

2017/12/19

花筏さんの感想

高校のときの教科書に載っていて、久しぶりに読みたくなった 目の前で死にかけている誰かに、苦しいから殺してくれと言われたら、私はどうするだろうか 多分、私は喜助と同じことをする 罪とは何かを問う作品

2017/05/15

16342c4d2937さんの感想

足ることを知るという幸せを初めて学んだ一著。 心頭滅却ともまた違う、私に知り得ない境地である。

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