青空文庫

「羅生門」の感想

羅生門

らしょうもん

初出:「帝国文学」1915(大正4)年11月

孤絶歴史的人物の描写死の受容社会疎外怪奇憂鬱静謐

書き出し

或日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待つてゐた。廣い門の下には、この男の外に誰もゐない。唯、所々丹塗の剥げた、大きな圓柱に、蟋蟀が一匹とまつてゐる。羅生門が、朱雀大路にある以上は、この男の外にも、雨やみをする市女笠や揉烏帽子が、もう二三人はありさうなものである。それが、この男の外には誰もゐない。何故かと云ふと、この二三年、京都には、地震とか辻風とか火事とか饑饉とか云ふ災がつゞい

2026/03/15

marsanさんの感想

ちょっとしたきっかけで。小学生だったのか中学生だったのか定かでないがずいぶんと久しぶりである。旧仮名遣いで読むのは初めて。極限の状態で現れる人間の本性(エゴや善悪の境目)を浮き彫りにしている。短いがやはり名作である。

2026/03/03

c25644cdec66さんの感想

人間って感じ

2026/02/26

もはさんの感想

原文まま、という表現で合っているのか分からないが、子どもの頃に読んだ羅生門とはずいぶん違っていて驚いた。教科書に載っていた羅生門は現代語に訳されたものだったのだと思い知った。白黒だが作者の写真だって残っているし“近代”文学なんていう名前が付いているから昔とはいえ最近の話だと思っていたので、もともと内容を知っていないと理解できないレベルで書き方や語彙が違っているとは衝撃であった。 たしかにこんな話だったな、と、読んでいると記憶が呼び起こされて、なんだか懐かしい気持ちになった。職を失った男が犯罪を犯す決意をするまでの話だったのか。子どもの頃に抱いた感想とはやや変わったように思う。半端な男が犯罪者に勇気をもらって犯罪を犯す。こういうのが繰り返されていくのかと思うと、少し滑稽に思う。今度図書館に行って、現代語訳版を読んでみようと思う。原文ままだと、読めない漢字が多すぎる。まるでラノベのようである。歴史は繰り返すというがたぶんこれは違うのだろう。現代人には難しいが当時の人間が当たり前に使っていた漢字と、変換機能で出てきたからよく見るようになった難しい漢字を同列に扱ってしまうのは違う気がする。

2026/02/23

86ec2b89776eさんの感想

人間らしくていいなって思った。

2025/11/19

8f1333682bf1さんの感想

生きるために盗人になるか、悪いことをせず餓死するかという下人の悩みは、今の自分にも重くのしかかる時があります。 善悪の選択は心や体の余裕に強く影響されるということ、人は自分の解釈を信じて世の中や人を見ているということを伝えたいように感じました。

2025/09/21

moonさんの感想

飢えてもなお生きようとする人間の凄まじさを感じた

2025/08/29

af87e668cbe0さんの感想

男女の力の差がハッキリわかんだね。

2025/06/04

43fa55b86c7aさんの感想

ぼくは、芥川龍之介の『羅生門』というお話を読みました。このお話は、むかしの京都を舞台にした、ちょっとこわいけれど、とても考えさせられる物語です。 物語のはじまりは、ひとりの下人(げにん)という男が、仕事をなくして、雨のふる羅生門という門の下にたたずんでいるところから始まります。おなかもすいて、これからどうやって生きていけばいいのか、すごくこまっている様子が書かれていて、ぼくは読んでいてとてもかわいそうに思いました。 そして、下人は門の上にのぼって、そこで死んだ人のかみの毛をぬいているおばあさんを見つけます。おばあさんは、かみの毛をぬいてかつらを作って売っていたのです。はじめは「なんてひどいことをしているんだ」とぼくも思いました。でも、おばあさんは「生きるためにはしかたない」と言っていました。その言葉を聞いて、下人はおばあさんをゆるすのかなと思ったら、なんと、自分もおばあさんの着物をぬすんでにげてしまいました。 このお話を読んで、ぼくは「生きるためには悪いことをしてもいいのか?」というむずかしい気持ちになりました。下人はずっとまよっていたけれど、けっきょく悪い道を選んでしまったのです。だけど、それはおなかがすいて死にそうだったからかもしれません。おばあさんも、きっとそうだったんだと思います。 ぼくは、もし自分が下人だったらどうするだろうと考えました。たぶん、すごくこまっていたら、まちがったことをしてしまうかもしれません。でも、それは本当にいいことなのか、ずっと心にのこってしまうと思います。 このお話は、ただのこわい話ではなく、人が生きるためにどうするべきか、やさしさや正しさとは何かを考えさせてくれる話でした。ぼくは、人にやさしくして、まちがったことをしないように生きていきたいと思いました。

2025/05/10

65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  お前が やらかすなら 俺だってと 気を 楽に しておいて 悪事に 走る。はた目 から あれこれ 攻め 立てても ならば どうすれば 非難を 受け ないで すむのか 教えて やってくれ。なにしろ 食うに 事欠いて 貧窮の どん底から すこしでも 浮かび 上がるための やむを 得ない 行動 とも 言える。作者が 末尾の 行の 推敲に 心を 砕いた 意気込みも また 凄い わざだと 感じ 入りました。本稿は 推敲 前。

2025/04/06

b162b76d191cさんの感想

短いから読みやすくていいと思う。ちょっとした時間に読める。

2025/04/04

2a7233049c19さんの感想

地獄変は挫折したけど、羅生門はありえんくらい読みやすいね。時々読みたくなる作品。

2025/02/02

db34bf50cfa1さんの感想

昔の話

2025/01/01

1409e0a89a04さんの感想

高校の時に読んだのが懐かしかった

2024/12/08

35e29bbaefcaさんの感想

まぁまぁ良かった

2024/11/19

0c5019073911さんの感想

よかったと思います

2024/07/29

8d690f7727caさんの感想

めちゃ短いんだね。知らなかった。この短編を黒澤明がどのように傑作映画にしたのか気になります。

2024/07/17

3fadcffa6518さんの感想

主人公のブレブレなところがリアルでいい。 身ぐるみ剥がれた老婆はきっと死んで主人公は盗みで生きてくんだろうな。 でもそれは悪か?

2024/05/28

2cc16fb90fedさんの感想

以前、読んだことがあったのですが、覚えていなかったようで、今回また改めて新鮮な気持ちで読みました。社会に出て理不尽さに人の正義とは??と問いたくなるのですが、そういうものだと言われたようで、人は自分に都合の良い理屈が正義となるのだと、肯定されたようで、すこし受け入れがたい内容でした。しかし、その人の心情と心の動きをシンプルに書かれた本であったと思います。

2024/05/24

cad776ca5998さんの感想

2024/04/11

8eccbdaa1729さんの感想

表現がいちいち小洒落ていて読んでいて楽しかった!

1 / 3