青空文庫

「片しぐれ」の感想

片しぐれ

かたしぐれ

鏡花19
下層階級の描写下町風土恋愛観の相対化叙情的懐古静謐

書き出し

今も恁う云ふのがある。安政の頃本所南割下水に住んで、祿高千石を領した大御番役、服部式部の邸へ、同じ本所林町家主惣兵衞店、傳平の請人で、中間に住込んだ、上州瓜井戸うまれの千助と云ふ、年二十二三の兄で、色の生白いのがあつた。小利口にきび/\と立※る、朝は六つ前から起きて、氣輕身輕は足輕相應、くる/\とよく働く上、早く江戸の水《みづ

2021/09/12

阿波のケンさん36さんの感想

色男が主人の奥さんを騙して恋文を書かせる話。

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