喫煙癖
きつえんへき
初出:「北海タイムス」1931(昭和6年)9月、「河北新報」1931(昭和6年)10月
佐左木俊郎約5分
下町風土回顧的恋愛観の相対化文明開化叙情的懐古静謐
書き出し
札幌の場末の街、豊平を出た無蓋二輪の馬車が、北を指して走っている砂利道を、月寒の部落に向けてがたごとと動いて行った。馬車の上には二人の乗客が対い合って乗っていた。二人とも、いずれも身すぼらしい身装で、一人は五十近い婆さんであった。一人はやはり、同じ年ごろの爺さんであった。爺さんは引っ切りなしに、煙草を燻らしていた。その煙がどうかすると、風の具合で、婆さんの顔にかかった。婆さんはそのたびに横を向いて…
2016/02/08
a98a2cd23bf1さんの感想
奇遇というのは 無さそうですが、長い人生には 割とあります。 ひと昔前までは 周りに ヘビースモーカーが なんと多くいたことでしょう。小説、映画などみると 改めて 思いますね。
2016/02/07
7b24beb875ccさんの感想
こういう話はありそうでない
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