青空文庫

「ジガ蜂」の感想

ジガ蜂

ジガばち

島木健作11
病中苦悩静謐叙情的

書き出し

初夏と共に私の病室をおとづれる元気な訪問客はジガ蜂である。ジガ蜂の颯爽たる風姿はいかにもさかんな活動的な季節の先駆けたるにふさはしく、沈んだ病室内の空気までがにはかに活気を帯びて来るやうに思はれるのだつた。彼等は一刻もぢつとしてゐるといふことを知らない。飛んでゐる時は勿論、とまつてゐる時も溢るる精気に絶えず全身を小刻みにキビキビ動かし続けてやまない。胸から腹に続くところは糸のやうに細く、全体に細長

2023/09/19

bf0f54d584d2さんの感想

ジガ蜂は獲物が腐らないようにするために、麻酔をかけて生き餌とするという事まで教えてあげたら、もっと作者さん喜ぶだろうなぁと思った(笑)

2019/11/05

19双之川喜41さんの感想

 鯖折りではないけど この蜂は アブと 堂々と 渡り合う。 空中戦で しがみつき 着地するまでには 刺しまくり 勝利をおさめる。 ファーブルは 歩き回れたが 島木は 寝たきりなので 厚みがある。 本当に 面白いと感じた。

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