青空文庫

「清貧譚」の感想

清貧譚

せいひんたん

太宰24
創作背景古典の翻案自己認識叙情的回顧的懐古

書き出し

以下に記すのは、かの聊斎志異の中の一篇である。原文は、千八百三十四字、之を私たちの普通用ゐてゐる四百字詰の原稿用紙に書き写しても、わづかに四枚半くらゐの、極く短い小片に過ぎないのであるが、読んでゐるうちに様々の空想が湧いて出て、優に三十枚前後の好短篇を読了した時と同じくらゐの満酌の感を覚えるのである。私は、この四枚半の小片にまつはる私の様々の空想を、そのまま書いてみたいのである。このやうな仕草が果

2020/11/14

19双之川喜41さんの感想

 翻案ものです。 題名は、むしろ 「菊花の精」とでもしたほうが おさまりが良いかもしれません。 太宰の 軽妙な語り口を 楽しみながらも 引っくり返されます。

2018/04/29

1a7da6eff4e7さんの感想

 主人公が鬱陶しい。しかし、人間欲望に忠実に生きればあんなものか。彼にはぜひ、中島敦の山月記を読んでもらいたい。  兄弟は何だったのだろうか?姉は蝶、弟は菊。酒を飲んで枯れた?姉は蝶と人を行き来したではないか。馬はどのように調達したのか。疑問は尽きない。だが、このような考察も主人公と同じく無粋な行為なのかもな。

2015/10/22

aa85a739397dさんの感想

太宰治の面白い文章の1つです。一読あれ。

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