青空文庫

「林芙美子」の作品

林芙美子

はやしふみこ

生年:1903-12-31没年:1951-06-28

新版 放浪記

しんぱん ほうろうき

初出:「女人藝術」1928(昭和3)年10月号~1930(昭和5)年10月号

640
2020/09/14

8378e37a477fさんの感想

何度も読み返す作品である。この生きる力! 私も頑張って生活しなきゃ! 余談だが林芙美子はこの作品と共に林芙美子がどんな人物だったのか他の方が書いている芙美子を読むと尚面白い。 まあ、悔しい思いをしたせいか性格が悪かったのは本当のようだ。 でも!市井の人からは大変な人気があり好かれている。 私はこの人の男に対する奔放さが好きにはなれない。特に最後旦那さんの緑敏がいながら他の男性との恋もあったようで、男に苦労した人の割には緑敏に対して不誠実である所がやはり苦手。そんな芙美子をまるごと支えた緑敏氏と巡り会えた芙美子は幸せものだ。 急死、後に養子の泰くんの事故死など不幸もあったろうけど、生きているうちは苦労もしたけど幸せな人だったと思う。

放浪記(初出)

ほうろうき(しょしゅつ)

初出:「女人藝術」1928(昭和3)年10月号~1930(昭和5)年10月号

259
2019/10/26

19双之川喜41さんの感想

 読書は 想像力を逞しくするような楽しみがあると思う。 ただ 舞台▫映画▫TVなどで取りあげられると ほかの人のイメージを 押しつけらるようで 辟易(へきえき)するけど ここは共存共栄で 違いを吟味する余裕を持つのが 肝要かなと思った。

風琴と魚の町

ふうきんとさかなのまち

初出:「改造」1931(昭和6)年4月

38
2025/09/22

8eb05d040692さんの感想

貧しい行商は明日をもしれぬ暮らしは辛いことばかりか…

清貧の書

せいひんのしょ

初出:「改造」1931(昭和6)年11月

51
2020/09/08

8378e37a477fさんの感想

良い作品だ。旦那様はとても良い人だ。与一とは生涯を支えてくれた緑敏氏のことだろう。林芙美子はこんな素晴らしい伴侶を得ながら奔放に生きたらしいが、それが私としては残念だ。 良い旦那様だ。

谷間からの手紙

たにまからのてがみ

初出:「令女界」1931(昭和6年)10月号

13
2017/03/05

6998a27c94e7さんの感想

彼女の名前は知っていたけれど、作品を読むのは初めて。 誰かに宛てた手紙から情景がはっきりと見えてくる。 他の作品も読みたいと思った。

落合町山川記

おちあいまちさんせんき

初出:「改造 昭和8年9月号」1933(昭和8)年9月1日

26

朝夕

あさゆう

初出:「文藝春秋 13巻3号」文藝春秋社、1935(昭和10年)3月

38
2024/04/09

19双之川喜41さんの感想

 数年間 ほそぼそと 小商いの 洋品店を 営んできた 夫婦に 別れ話しが 持ち上がり 夜逃げ 同様に 店を 畳んだ 二人は 再出発を それぞれ 試みるけど うまく 行く 分けもなく 閉塞感に 充ちた 展開の 文章である。細部にわたり 原価の符丁など 巧みな 表現に 詩情を 感じた。

貸家探し

かしやさがし

初出:「都新聞」1935(昭和10)年11月27日~30日

14

文学的自叙伝

ぶんがくてきじじょでん

初出:「改造 昭和10年8月号」1935(昭和10)年8月1日発行

24
2017/12/23

芦屋のまーちゃんさんの感想

林 芙美子が詩人というイメージはない 尾道のイメージ、放浪記 作家の売れない時代 職を転々、クビにもなってる 学生時代は友人いなく、本が友 結婚離婚繰り返し しかし 巴里に行っている 金が有るのか無いのか 波瀾万丈

私の先生

わたしのせんせい

初出:「文芸首都」1935(昭和10)年4月

8
2016/08/13

80acf55cdca4さんの感想

林先生の女学生時分のエッセイ。三人の先生像を見せてくれます。 林先生には悪いけれど、人生のはじめのころに軽蔑すべき教師に出会えて良かったですね(あと尊敬すべき教師にも)。我々読者にとっても良かった。林先生を肥やしてくれたから。まっすぐ天真爛漫に育ってたら果たして後の女流文豪は生まれたでしょうか。

恋愛の微醺

れんあいのびくん

初出:「日本評論 昭和11年8月号」日本評論社1936(昭和11)年8月1日

11

かえる

初出:「赤い鳥 8月号(終刊号)」1936(昭和11)年8月

7

帯広まで

おびひろまで

初出:「文藝春秋」1936(昭和11)年11月

34
2025/07/17

艚埜臚羇1941さんの感想

  女は 化粧品の マネキン 販売の ために 北海道 帯広まで 仕事の 仲間と ともに 遠征する。そこで 昔 邪険に された 楽士と 再会 するけど 二人の 間には 白け 切った 恋慕の 情しか 残っては いなかった。芙美子には 細部の 巧みさは 感じられる けど 特に 読むほどの ことはない。

秋果

しゅうか

初出:「改造」改造社、1941(昭和16)年9月1日

40
2023/06/05

鍋焼きうどんさんの感想

「木綿のハンカチーフ」的な失恋の後、煮え切らない付き合いの続いた男と女。恋は苦しむものと悟りながら前向きに生きていく女に比べ、男は妻を亡くして零落し、自棄するように去っていく。蓋し、女は逞しい。

あひびき

あいびき

初出:「別冊文藝春秋」1946(昭和21)年12月

23
2021/03/13

8378e37a477fさんの感想

林芙美子の作品の中では,放浪記や風琴と魚の町、旅行記等は非常に生き生きと瑞々しくて好きなのだが、こういったメロドラマは虫酸が走る程嫌いだ。三島由紀夫が芙美子の事を馬鹿女呼ばわりしたのが残念だがわかる。林芙美子の実生活も奔放で、同じ女としてもはしたないと思った。夫、緑敏さんの深い理解と支えあってこその彼女の作家人生ではなかったろうか。 それにしても、放浪記は何度呼んでも水気をたっぷり含んだ野草のような新鮮な匂いがする生きている作品だと思う。

河沙魚

かわはぜ

初出:「人間」1947(昭和22)年1月

33
2020/12/23

19双之川喜41さんの感想

 題意は 首を切られても 胴体だけは動いている魚をいう。  舅57歳▫長男の嫁33歳で 長男の出征中に 嫁は義父の子を産んでしまう。 里子の話も 立ち消えになった頃 長男の復員の電報がくる。 誰も責められない閉塞感に 戸惑うと感じた。

崩浪亭主人

ほうろうていしゅじん

初出:「小説新潮」1947(昭和22年)10月号

24
2020/12/19

19双之川喜41さんの感想

 呑み屋の主人は 引き上げ者で 妻を 満州で亡くしている。 再婚話しが 持ち上がった頃 娘は 親所帯を持つ。 相手の女は 何処かに 消えてしまう。 男だって 放浪(崩浪)する。

晩菊

ばんぎく

初出:「別冊文藝春秋」文藝春秋、1948(昭和23)年11月号

40
2021/08/15

acf6f4ff1b74さんの感想

何か起きそうで何も起きない。 このあと、何か起きそうだけど、そんな予感を残して、話は終わります。

ふしぎな岩

ふしぎないわ

初出:「こども朝日」1948(昭和23)年3月

9

晩菊

ばんきく

初出:「別冊文藝春秋」文藝春秋、1948(昭和23)年11月

43
2025/08/10

艚埜臚羇1941さんの感想

  晩秋に なお 咲き つづける 菊花は ほどなく 散っていく ようでもあり 少しでも 咲き 残って もらいたいような ややこしい 想いを 見る人に もたらしたりする。昔の 男からの 連絡に 焼け 木片に 火か゛付いた かのような 想いもあり 接近戦に 備えて 躯の 細部に 注意を 払い 男を 迎えた けど じつわ という つまらん 話しと 感じた。

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