青空文庫

「現代日本の開化」の感想

現代日本の開化

げんだいにほんのかいか

夏目漱石50
創作背景文学不信文明開化回顧的風刺的

書き出し

はなはだお暑いことで、こう暑くては多人数お寄合いになって演説などお聴きになるのは定めしお苦しいだろうと思います。ことに承れば昨日も何か演説会があったそうで、そう同じ催しが続いてはいくらあたらない保証のあるものでも多少は流行過の気味で、お聴きになるのもよほど御困難だろうと御察し申します。が演説をやる方の身になって見てもそう楽ではありません。ことにただいま牧君の紹介で漱石君の演説は迂余曲折の妙があると

2019/10/24

19双之川喜41さんの感想

 西洋の 百年の進化を 急速に 採り入れるには 無理があるからして 表皮的になってしまう。 その歪みを 正視しつつ 受け入れる。 特効薬などはないという。

2019/05/24

24d25eee7ef2さんの感想

今現在、またこれからも、漱石先生のご指摘された、パラドックスは続いています。私は進歩ではなく段々破滅方向に人類が向いているように思います。

2016/08/11

a639b3db7aebさんの感想

流石です。文章が跳ねているように、生き生きとしている。ユーモラスを根底に話されていて、いつも何処か滑稽である。しかし、現代でも日本の開花の性質をズバリ見抜き、悲観的な結論を痛切に説いている。当時の講演の様子が思い浮かぶようだ。

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