かいかのさつじん
初出:「中央公論」1918(大正7)年7月
書き出し
下に掲げるのは、最近予が本多子爵(仮名)から借覧する事を得た、故ドクトル・北畠義一郎(仮名)の遺書である。北畠ドクトルは、よし実名を明にした所で、もう今は知つてゐる人もあるまい。予自身も、本多子爵に親炙して、明治初期の逸事瑣談を聞かせて貰ふやうになつてから、初めてこのドクトルの名を耳にする機会を得た。彼の人物性行は、下の遺書によつても幾分の説明を得るに相違ないが、猶二三、予が仄聞した事実をつけ加へ…
羅生門
お伽草紙
映画時代
19双之川喜41さんの感想
勝手に 一方的に好きになった女に よかれと思い込んで 女の周辺の人を あやめる話であるけど 開化の暗喩が 私には どう 思い巡らしたら 意を汲めるのかが 判りにくく 想えた。