旗本退屈男
はたもとたいくつおとこ
04 第四話 京へ上った退屈男
04 だいよんわ きょうへのぼったたいくつおとこ
佐々木味津三約64分
下級官吏の描写孤絶時代劇静謐叙情的憂鬱
書き出し
一その第四話です。第三話において物語ったごとく、少しばかり人を斬り、それゆえに少し憂欝になって、その場から足のむくまま気の向くままの旅を思い立ち、江戸の町の闇から闇を縫いながら、いずこへともなく飄然と姿を消したわが退屈男は、それから丁度十八日目の午下り、霞に乗って来た男のように、ふんわりと西国、京の町へ現れました。——春、春、春。——京の町もやはり青葉時です。都なればこそ京の青葉はまたひとしおに風…
2021/08/24
吉田純造さんの感想
なんともはや 素晴らしい 胸のすく男だ
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