青空文庫

「旗本退屈男」の感想

旗本退屈男

はたもとたいくつおとこ

04 第四話 京へ上った退屈男

04 だいよんわ きょうへのぼったたいくつおとこ

下級官吏の描写孤絶時代劇静謐叙情的憂鬱

書き出し

一その第四話です。第三話において物語ったごとく、少しばかり人を斬り、それゆえに少し憂欝になって、その場から足のむくまま気の向くままの旅を思い立ち、江戸の町の闇から闇を縫いながら、いずこへともなく飄然と姿を消したわが退屈男は、それから丁度十八日目の午下り、霞に乗って来た男のように、ふんわりと西国、京の町へ現れました。——春、春、春。——京の町もやはり青葉時です。都なればこそ京の青葉はまたひとしおに風

2021/08/24

吉田純造さんの感想

なんともはや 素晴らしい 胸のすく男だ

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