青空文庫

「ふるさと」の感想

ふるさと

ふるさと

島崎藤村207
回顧的家族不和自然と人間の冥通郷愁叙情的懐古静謐

書き出し

はしがき父さんが遠い外國の方から歸つた時、太郎や次郎への土産話にと思ひまして、いろ/\な旅のお話をまとめたのが、父さんの『幼きものに』でした。あの時、太郎はやうやく十三歳、次郎は十一歳でした。早いものですね。あの本を作つた時から、もう三年の月日がたちます。太郎は十六歳、次郎は十四歳にもなります。父さんの家には、今、太郎に、次郎に、末子の三人が居ます。末子は母さんが亡くなると間もなく常陸の方の乳母の

2024/04/09

19双之川喜41さんの感想

 人の 詩的な 感覚を 育て上げるのに 環境も 大きな 影響力を 持っているような 気がしてしまった。藤村は 詩人として 初め 世に知られた そうだけど とても 食べていけないのに いち早く 気づき 小説家に 転向したときく。「筆は 一本 箸二本」に 詩も 小説も 変わりは 無いのにと 感じた。故郷の 土蔵に 白い蛇が 居着き 土蔵の主として 家族の皆で 大事にしていたところ あるとき 蛇は 頭と尻尾は 石垣の中に 潜り込ませていたので 蛇の胴体だけは 日光浴していたことが 在ったという。吹きだして しまった。頭尾を 隠して 胴体は 隠さず。

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