霧ヶ峰から鷲ヶ峰へ
きりがみねからわしがみねへ
初出:「東京日日新聞」1934(昭和9)年9月26~27日
徳田秋声約6分
学問的考察旅の情景病中苦悩叙情的回顧的静謐
書き出し
今年は何の意味にもハイキングに不適当である。平原のハイキングならまだしもだが、少くとも山岳の多い日本でのハイキングに或る程度山へ入らなければ意味を成さないのに、今年のやうにかうじめ/\した秋霖が打続いたのでは、よほど運が好くなければハイキングの快味を満喫するといふ訳には行かない。雨降りだと、雲煙が深く山を封してゐるから、折角山へ入つても山を見ることはできず、よほど厳重な雨支度をしてゐない限り、から…
2025/10/24
サイクロプス飯田さんの感想
持病があるのにハイキングに行くのおもろい。 上諏訪とかぜんぜん知らなくて、調べてみたらとても良さそうなところだったから今度行ってみようかな。
2025/01/05
65c8aadc88adさんの感想
之川喜 秋声は 肺気腫という 持病を 持ちながら ろくな装備も持たずに 悪天候の中 霧ヶ峰に 息子さんを連れて 突撃するのは かなり無謀な 強行軍と いわざるを 得ない。ただ 山小屋の主人や 研究者が同行しているので 遭難は しなかったようだ。土嚢に 藁を敷き詰めて 茣蓙を敷いた 山小屋には 驚いた。霧ヶ峰は 本来 湿度が低いのが 売り物だけど 運悪く 湿気に てこずったようだ。05:09
2021/11/24
阿波のケンさん36さんの感想
グーグルアースで地図を辿りながら読むと更に楽しくなる。
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