青空文庫

「富岡先生」の感想

富岡先生

とみおかせんせい

下町風土恋愛観の相対化文明開化歴史的背景叙情的回顧的軽妙

書き出し

一何公爵の旧領地とばかり、詳細い事は言われない、侯伯子男の新華族を沢山出しただけに、同じく維新の風雲に会しながらも妙な機から雲梯をすべり落ちて、遂には男爵どころか県知事の椅子一にも有つき得ず、空しく故郷に引込んで老朽ちんとする人物も少くはない、こういう人物に限ぎって変物である、頑固である、片意地である、尊大である、富岡先生もその一人たるを失なわない。富岡先生、と言えばその界隈で知らぬ者のないばかり

2022/01/12

187359026b4aさんの感想

初恋という短編を読んでからこちらを読むのがお薦め。これが本当の話なんだろうな。ジーンとした。

2021/03/06

19双之川喜41さんの感想

 先生は 動く偏屈爺である。 爺の娘は 器量も性格も良いので 昔の弟子たちは 争奪戦を 繰り広げる。 勝者は 誰か。  弟子たちが 献身的に仕えるのには 下心有るにしても 感心してしまうのである。

2018/06/14

a3235966ecb8さんの感想

吉田松陰の仲間だった偏屈じいさんがモデルと聞く。

2017/03/28

笛吹き娘さんの感想

友がみな我より偉く見ゆる日よ、を思い出した。 不満を抱えた老先生はこうなるしかなかったんだろう。 最初から選んだんじゃないのが玉に瑕だが、美しいお嬢さんが幸せそうで何より。

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