りきゅうとえんしゅう
書き出し
--一むかし、堺衆の一人に某といふ数寄者がありました。その頃の流行にかぶれて、大枚の金子を払つて出入りの道具屋から、雲山といふ肩衝の茶入を手に入れました。太閤様御秘蔵の北野肩衝も、徳川家御自慢の初花肩衝も、よもやこれに見勝るやうなことはあるまいと思ふにつけて、某はその頃の名高い茶博士から、何とか折紙つきの歎賞の言葉を得て、雲山の誉れとしたいものだと思つてゐました。機会は来ました。ある日のこと、某は…
名人伝
半七捕物帳
碧玉の環飾
499d9d7566bbさんの感想
確かに利休と遠州は出てくるけど、タイトルは違う方がいいかなと思う。 でも話は面白い。