青空文庫

「45回転の夏」の感想

45回転の夏

よんじゅうごかいてんのなつ

第2章 メリーゴーラウンド、1967年

だいにしょう メリーゴーラウンド、せんきゅうひゃくろくじゅうななねん

初出:「45回転の夏」新潮社、1994(平成6)年7月20日

鶴岡雄二211
創作背景少年の日常階級意識期待軽妙

書き出し

18そして、きょうぼくは彼女を見たんだヤンガー・ガールラヴィン・スプーンフル「じぶんで集合かけた奴が、なんだって、遅刻するんだよ」ヴィデオコーダーを運んだのは、三〇分もまえのことなのに、まだ手のふるえがおさまらないのに腹を立て、慶一は口をとがらせながらワラにいった。「知りませんよ」一〇三のヴェランダにおいたモニターの垂直同期を調整しながら、そうこたえたワラは、怒っていないどころか、むしろ高志の遅刻

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