青空文庫

「琵琶伝」の感想

琵琶伝

びわでん

初出:「国民之友」1896(明治29)年1月

鏡花37
孤絶家族不和恋愛観の相対化厳粛緊張鬱屈

書き出し

一新婦が、床杯をなさんとて、座敷より休息の室に開きける時、介添の婦人はふとその顔を見て驚きぬ。面貌ほとんど生色なく、今にも僵れんずばかりなるが、ものに激したる状なるにぞ、介添は心許なげに、つい居て着換を捧げながら、「もし、御気分でもお悪いのじゃございませんか。」と声を密めてそと問いぬ。新婦は凄冷なる瞳を転じて、介添を顧みつ。「何。」とばかり簡単に言捨てたるまま、身さえ眼をさえ動かさで、一心ただ思う

2025/07/23

艚埜臚羇1941さんの感想

  軍事召集に 応じることはせず 前から 密かに 憎からず 想っていた 女にのもとに 逃避してしまった 男は 兵営からの 追っ手により痛々しくも 惨殺される。逃がした 純白の 鸚鵡が 狂言回しを 勤める。幽玄で 精緻を 尽くした 文章は ほかに 類を見ないと 感じた。

2024/10/07

e9a91f335985さんの感想

怖ぁー

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