青空文庫

「赤とんぼ」の感想

赤とんぼ

あかとんぼ

季節の移ろい童話的ファンタジー自然と人間の冥通叙情的静謐

書き出し

赤とんぼは、三回ほど空をまわって、いつも休む一本の垣根の竹の上に、チョイととまりました。山里の昼は静かです。そして、初夏の山里は、真実に緑につつまれています。赤とんぼは、クルリと眼玉を転じました。赤とんぼの休んでいる竹には、朝顔のつるがまきついています。昨年の夏、この別荘の主人が植えていった朝顔の結んだ実が、また生えたんだろう——と赤とんぼは思いました。今はこの家には誰もいないので、雨戸が淋しくし

2025/10/17

8eb05d040692さんの感想

最後にちょっと淋しくなるのと秋の訪れがうまく重なっていて良かった。

2019/10/24

19双之川喜41さんの感想

 赤トンボは 何故あんなに赤いのか 書生は 嬢ちゃんに 口からでまかせに話す。 信じてもらえる分けはない。 母親と三人で 別荘を引き揚げた跡に 花が咲き残る。 寂寥感に充たされた秋も 共に 残る。

2019/09/10

3881ef5e7520さんの感想

読んでる間、頭の中にはずっと田舎の祖母の庭があった 赤トンボが居なくなる前に顔見せようと思った

2018/09/03

66f4b9027dc2さんの感想

一文一文の状況描写が丁寧で、頭の中にトンボの過ごす夏が映像として再生される作品。 かあいいおじょうさんと、まるで幼い子どものように純真なトンボのやりとりがなんとなく心をほっとさせる分、おじょうさんが帰ってしまった後のトンボの寂しさが胸にクる

2017/08/03

9faefe98cbdeさんの感想

行間から夏の爽やかさ、懐かしさが滲んでるように感じた。一本の映画を見ている気分だった。 おじょうちゃんがとても可愛らしかった。

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