青空文庫

「蝙蝠」の感想

蝙蝠

こうもり

下町風土動物描写少年の日常叙情的静謐

書き出し

それはまだ、東京の町々に井戸のある時分のことであつた。これらの井戸は多摩川から上水を木樋でひいたもので、その理由から釣瓶で鮎を汲むなどと都会の俳人の詩的な表現も生れたのであるが、鮎はゐなかつたが小鯉や鮒や金魚なら、井戸替へのとき、底水を浚ひ上げる桶の中によく発見された。これらは井の底にわく虫を食べさすために、わざと入れて置くさかなであつた。「ばけつ持つてお出で」井戸替への職人の親方はさう云つて、ず

2022/03/30

19双之川喜41さんの感想

 蝙蝠が 取り持つ縁で 幼なじみ同士が 結婚する。妻は 剥製とされ 今だに残っている 蝙蝠の標本に 見入る。夕暮れ時になると ヒラヒラと 餌を 探しに 出てくる。超音波を発して 飛び回るので 下駄を 投げ上げると 共に 追って 急降下する。今でも 見れる 懐かしい 風景であると 想った。

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