青空文庫

「世界怪談名作集」の感想

世界怪談名作集

せかいかいだんめいさくしゅう

08 ラッパチーニの娘 アウペパンの作から

08 ラッパチーニのむすめ アウペパンのさくから

岡本綺堂80
下宿生活孤絶怪奇回顧的静謐

書き出し

一遠い以前のことである。ジョヴァンニ・グァスコンティという一人の青年が、パドゥアの大学で学問の研究をつづけようとして、イタリーのずっと南部の地方から遙ばると出て来た。財嚢のはなはだ乏しいジョヴァンニは、ある古い屋敷の上の方の陰気な部屋に下宿を取ることにした。これはあるパドゥアの貴族の邸宅ででもあったらしく、その入り口の上には今はすっかり古ぼけてしまったある一家の紋章が表われているのが見られた。自国

2018/05/12

03279f13467eさんの感想

子供の時に読み、懐かしく再読しました。 ベアトリーチェの哀れな最後は、文章の美しさがしみじみと染み渡ります。

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