青空文庫

「偽者二題」の感想

偽者二題

にせものにだい

作家の日常社会批評虚構と真実懐古軽妙

書き出し

この夏僕のところへ、山形県から手紙が来た。手紙を出した人は、山崎操と云ふ人だつた。これが今迄、手紙を貰つたこともなければ逢つたこともない人だつた。ところが、手紙をあけてみると、あなたに貸した百円の金を至急返してくれ、もし返してくれなければ告訴すると云ふのだから吃驚した。何でもその文面によると、僕が仙台の針久旅館とかに泊つてゐて、電報為替で金を取り寄せたと云ふのであつた。しかし僕は、山形県は勿論、仙

2022/11/03

鍋焼きうどんさんの感想

画像情報に乏しい時代には、なりすましの詐欺も横行していたろう。水戸黄門などよく偽者が登場した。

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