青空文庫

「大空魔艦」の感想

大空魔艦

たいくうまかん

海野十三82
SF的想像力家族不和少年の日常戦争描写叙情的期待軽妙

書き出し

模型飛行機丁坊という名でよばれている東京ホテルの給仕君ほど、飛行機の好きな少年は珍らしいであろう。丁坊は、たくさんの模型飛行機をもっている。みんなで五六十台もあろうか。これはみな丁坊が自分でつくったのだ。航研機もある。ニッポン号もある。ダグラスやロックヒードの模型もみんな持っているのだ。「おい、丁坊。ベルリンから来た新聞に、こんな新しい飛行機の写真が出ているぜ」などと、ホテルのボーイ長の長谷川さん

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